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利便性の増す USB フラッシュドライブ

David Needle
2005年11月21日 / 10:00
 
 
あらゆるところで見かけるようになった親指大のフラッシュドライブが、さらに利便性を増した。

この便利な USB フラッシュドライブで、自分専用のアプリケーション環境を持ち運べる U3 のプラットフォームを、KingstonMemorexSanDisk (NASDAQ:SNDK)、Verbatim など大手フラッシュドライブメーカーが取り入れつつある。

U3 が『U3 Smart Drive』と呼ぶ同社製プラットフォーム搭載フラッシュドライブは、「パーソナルワークスペース」という領域を持ち、ファイルなどのデータを格納するだけでなく、U3 対応アプリケーション プログラムや設定ファイルを格納でき、さらに共通の管理インターフェースを備える。

U3 は9月に、複数のハードウェアメーカーによる U3 Smart Drive 製品の提供開始を発表済みだ。また多数のソフトウェアメーカーによる U3 対応も。かねてより発表があったが、17日から VoIP ツール『Skype』など複数の U3 対応アプリケーションが利用できるようになった。U3 Smart Drive から起動する Skype は、持ち歩きたいと思わせるアプリケーションの良い例といえる。たとえば、アプリケーションの勝手なインストールを認めない公共のコンピュータしか利用できない場合でも、U3 Smart Drive から Skype を実行できる。

ハードウェアメーカーは、自社製 U3 Smart Drive にあらかじめ搭載するアプリケーションを選択できる。U3 の CEO (最高経営責任者) Kate Purmal 氏は取材に対し、「通常は2つか3つのアプリケーションが入っている。またユーザーは当社 Web サイトで別のアプリケーションを入手できる」と述べた。

U3 は、自社サイトにダウンロードセクションを設け、U3 対応アプリケーションのダウンロード販売や、無料版あるいは試用版のダウンロード配布を行なっている。現時点では一握りのアプリケーションがあるだけだが、同社はその数を増やすことに取り組んでいるという。

現在ダウンロードできるのは、複数の写真画像編集アプリケーション、Web ブラウザ『Firefox』、Nullsoft の音楽プレーヤー『Winamp』、Skype、そして『AIM』『ICQ』『MSN Messenger』『Yahoo! Messenger』『IRC』といったインスタントメッセージ サービスに対応する『Trillian』などだ。

Purmal 氏によると、同社は U3 対応アプリケーションを増やすため、あらゆる大手ソフトウェア会社と交渉中という。U3 対応にする方法の1つは、標準版に比べてポータブルな (特定の機器構成に依存しない) バージョンを作成することだ。もう1つの方法は、たとえば『Microsoft Office』ならば、設定ファイルを U3 Smart Drive に格納し、デスクトップコンピュータ上の Office がそれを読み込めるようにするというものだ。そうなれば、他人のコンピュータを使う時でも、使い慣れた自分用の設定で Office アプリケーションを利用できる。

U3 は、USB フラッシュドライブ会社の M-Systems (NASDAQ:FLSH) と SanDisk が出資して発足した会社で、自社プラットフォームを USB フラッシュドライブメーカーにライセンス提供している。
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