ウクライナでサイエンスビデオを制作するThe Qが「ハンズフリー傘」を制作し、その過程をYouTubeで公開しました。

「ハンズフリー傘」をウクライナのThe Qが製作 普段はコンパクトに折り畳み 雨が降ってきたら開いて被る

今回の動画は、「使っている傘が壊れてしまいその代替品が必要になる」、という映像からスタート。これを解決するためにドーム型の丈夫な傘の制作が開始されます。


素材としてはThe Qとしては珍しくPVCを採用。これを使用して雨除けを5枚作り、それらを組み合わせて身体が雨から濡れるのを防ぐ構造を実現しています。

「ハンズフリー傘」をウクライナのThe Qが製作 普段はコンパクトに折り畳み 雨が降ってきたら開いて被る

ただしこの特殊な形状では両手で傘を持つ必要があり、ちょっと不便。この問題を解決するために、The Qは傘をウェアラブルに加工します。具体的には空気孔として使われる丸型レジスターを使用。これを傘に取り付けて、丸型レジスター内に両腕を通すことでハンズフリーで歩き回れるようにしています。

「ハンズフリー傘」を装着して歩く人の様子については以下のThe Qのビデオで確認してください。ビデオは3分11秒の着用シーンからスタートしますが、製造手順を知りたい方はビデオを最初から視聴することをおススメします。



The Qはウクライナ在住のチームで、現在も厳しい状況にあるそう。同チームの動画を視聴し、チャンネル登録すると助けになるそうなので、時間のあるかたは是非視聴してみてください。