レコード用超音波洗浄機「VinylSonic」 共通デザインのスピーカー内蔵レコードプレーヤーも

「VinylSonic」は、レコード専用の超音波洗浄器。共通デザインのレコードプレーヤーと一緒にKickstarterで先行販売されています。

レコード用超音波洗浄機「VinylSonic」 共通デザインのスピーカー内蔵レコードプレーヤーも
レコード専用の超音波洗浄器「VinylSonic」がKickstarterに登場

超音波洗浄器は、洗剤ではなく超音波でレコード表面に付着した埃を除去するデバイス。洗浄から乾燥までを全自動で処理する。


レコード用超音波洗浄機「VinylSonic」 共通デザインのスピーカー内蔵レコードプレーヤーも
洗剤ではなく超音波でレコードを洗浄

洗浄モードは全6種。「2分間の洗浄」「5分間の洗浄」「5分の乾燥」「10分の乾燥」「2分の洗浄と乾燥」「5分の洗浄と乾燥」からセレクトできる。

レコード用超音波洗浄機「VinylSonic」 共通デザインのスピーカー内蔵レコードプレーヤーも
洗浄モードはボタン一つでセレクト可能

利用するにはレコードを「VinylSonic」の洗浄部に挿入する。「VinylSonic」は1分間に3回の速度でレコードを回転させながら両面を洗浄する。

レコード用超音波洗浄機「VinylSonic」 共通デザインのスピーカー内蔵レコードプレーヤーも

洗浄に使用された水は、本体下部のタンクに貯められる。洗浄水中の汚れはフィルターで除去してからタンクに入れられるので、埃などは含まれておらず、再利用が可能だ。

レコード用超音波洗浄機「VinylSonic」 共通デザインのスピーカー内蔵レコードプレーヤーも
洗浄に使用された水はフィルターを通してからタンクへ

レコード用超音波洗浄機「VinylSonic」 共通デザインのスピーカー内蔵レコードプレーヤーも
タンクの水は再利用できる

他のレコード用超音波洗浄機との違いはアダプター。これを装着することでLPレコードだけでなく、シングル盤やSPレコードも洗浄可能だ。

レコード用超音波洗浄機「VinylSonic」 共通デザインのスピーカー内蔵レコードプレーヤーも
まぁ、シングル盤は割と簡単に手洗いできますけどね

超音波洗浄機のサイズは362x150x287mmで重さは4.2kg。一般的なオーディオボード上に設置しやすいサイズとされた。

同時に販売されるレコードプレーヤーはRCAコネクターが装備されていて、アンプやスピーカーに接続できる。また、コンピューターに接続するUSBポートも用意された。また、Bluetooth機能も搭載されている。

レコード用超音波洗浄機「VinylSonic」 共通デザインのスピーカー内蔵レコードプレーヤーも
PCと接続するUSBポート装備

また、内部にはスピーカーが内蔵されていて、プレーヤー単体でも再生が可能だ。超音波洗浄機と共通デザインなので2つのデバイスを横に並べておけば、洗浄して再生という一連の流れを作れる。

レコード用超音波洗浄機「VinylSonic」 共通デザインのスピーカー内蔵レコードプレーヤーも
洗浄したらすぐに再生

プレーヤーのサイズは355x255x110mmで重さは2.8kg。MM型カートリッジに対応する。

レコード用超音波洗浄機「VinylSonic」 共通デザインのスピーカー内蔵レコードプレーヤーも
メンテの楽なMM型カートリッジ採用

超音波洗浄器またはレコードプレーヤーの詳細なスペックや入手方法、入手に必要な金額などについて詳細はKickstarter内のプロジェクトページ「VinylSonic- Ultrasonic Vinyl Record Auto Cleaner & Turntable」で確認されたい。