2021年の5月に発表されて話題になったソーラーパネル付きのランチボックス「SunnySide(サニーサイド)」。その「SunnySide」の製品化に向けたクラウドファンディングプロジェクトがKickstarterで開始されました。
内部に最高で75度の熱を発するヒーターが搭載されているランチボックス。温度をセットしてスイッチをオンにすれば温めがスタートし、数分で設定温度にまで上昇します。これにより、朝詰めた食材を、お昼にも温かい状態で食べられます。
オンデマンドで内部の食材を温められます
ヒーターは内蔵バッテリーで稼働するので、ACコンセントは必要がありません。例えば電源の無いアウトドアでも、温かいランチを楽しめます。容量は10,000mAhで、フル充電すればランチを最大7回温められるのだとか。
バッテリーはUSB Type-Cケーブル経由で充電できるほか、ソーラーパネルからも充電が可能。とはいえこの小さなソーラーパネルで内蔵バッテリーを充電するのはちょっとしんどそう。昨年公表されていた仕様をもとに計算すると、フル充電には20時間かかることになってしまいます。ここは製品化までには改善して欲しいところ。
「SunnySide」はモバイルバッテリーとしても利用でき、スマートフォンなどを充電できます。
すごい時代ですね
底面にはファンを装備しています。これはフルーツなどを入れたときに利用すると、傷みにくくなるのだとか。
洗浄は一般的なランチボックスと同様に行えます。また、食器洗浄機にも対応しています。
サイズは高さ86x奥行117x幅230mmで重さは680g。カラーバリエーションはブルー、コーラル、ピンク、ホワイト、グリーンとなっています。
「SunnySide」の入手方法や入手に必要な金額について詳細はKickstarterサイト内のプロジェクトページ「SunnySide: Solar-Powered Self Heating/Cooling Lunchbox」で確認してください。