中国の通販サイトを眺めていると、安全性や実用性に疑問符は付くものの、面白い発想に感心する製品が見つかります。今日はそんな製品の中から「Heater Cap(ヒーターキャップ)」をご紹介。カセットコンロをストーブ化する製品です。
石油ストーブの燃焼塔のような形と機能を持った製品。ゴトクの上に設置してカセットコンロに点火すると燃焼塔が赤熱し、周囲を温めます。
燃焼塔の周りにはカバーが設けられていて、「ヒーターキャップ」に触れた際の火傷を防ぎます。また、本体下部にはカギ状になっていてゴトクに固定でき、簡単に転がり落ちない仕様となっています。
上部は簡易的な調理台。やかんなどをおけばお湯を沸かしてコーヒーを飲めます。冷えてしまったキャンプ飯を温めることもできるでしょう。
筆者は家族がインフルエンザにかかったときに、部屋を暖めるためにカセットコンロを使用した経験があります。エアコンを使っても部屋の温度が上がらないほど寒い日でもカセットコンロを使うと温まり、やかんを載せれば湿度も上がって高熱を出しているインフルエンザ患者はかなり楽に。
危険なのでおススメしません
「Heater Cap(ヒーターキャップ)」を利用すれば、さらに効率良く部屋を暖められそう。火事になるリスクがあるのでおススメはできませんが。
とはいえ屋外で、ちょっと肌寒い朝にこれで暖を取りつつ、お湯を沸かしてコーヒーを楽しむ…にはよさそう。焚き火をするよりずっと手軽に暖まれそうです。また、カセットコンロとカセットストーブを2台持ちするのではなく、カセットコンロをストーブとしても使ってしまえば1台で済む、というこの発想には感心します。
AliExpress内の様々なショップで販売されていて、価格は5-10ドル程度となっています。