「Space X Air」は徹底した自動化によるらくらくオートキャンプを実現するキャンピングトレーラー。オーストラリアMars Campersが開発しました。
“移動時にはサイズを小さく、目的地に着いたら居住領域を拡大してゆったりと過ごす”、というタイプのキャンピングトレーラー。このタイプのトレーラーは運転が楽などのメリットがある一方で、設営・撤収に時間がかかるというデメリットも持っています。
横風の影響が無く、運転が楽!
「Space X Air」はこのデメリット解消を目指したトレーラー。設営・撤収にかかる作業がスイッチを押すだけで、自動でできてしまいます。例えばインフレータブルテントは「Main Tent:Inflating」ボタンをプッシュするだけで、30秒で膨らみます。
インフレータブルテントを開くと、車体は不安定に。これを支えるために安定脚を出す必要がありますが、合計5か所にある安定脚もボタンプッシュでコントロールできてしまいます。
この安定脚もボタンプッシュで制御できます
その他オーニングのコントロールも、ボタン一つで電動で行えるのだとか。
広い!
テントを設営した状態では室内の両端にある140x190cmサイズのダブルベッドが利用できます。昼間はソファやテーブルが設置されているリビングエリアは180x190cmサイズのベッドとして利用可能。これにより、大人4人と子ども2人が就寝可能となっています。
室内には飲み物を冷やしておける20L容量のミニ冷蔵庫やオーディオシステムが設置されており、一日の終わりをのんびりと過ごせます。
キッチンは本体から引き出して使うタイプ。シンクや3口コンロなどにより、本格的な料理が可能になっています。
雨の日や、虫の多い場所では、タープでキッチンエリアをすっぽりと覆うことも。
Mars Campersは「Space X Air」を2月に発売したばかり。価格は3万9,900オーストラリアドルからとしています。