ホンダは「NT1100」を販売開始します。日常の扱いやすさと長距離走行の快適さを両立した新型スポーツツアラーで、最高出力102PS、最大トルク104Nmを発生する1,082ccエンジンを搭載しています。

ホンダは「NT1100」を2022年3月17日に販売開始します。日常の扱いやすさと長距離走行の快適さを両立した新型スポーツツアラーです。

スポーティな走りを楽しめるパワーユニットや足回り

パワーユニットには最高出力102PS、最大トルク104Nmを発生する1,082cc 水冷4ストロークOHC（ユニカム）4バルブ直列2気筒エンジンを搭載。低速から豊かで幅広く使えるトルクと高回転までスムーズに回る特性により、力強くスポーティーな走りをライダーに提供します。吸気およびエキゾーストでは、よりスムーズな加速力と魅力的な排気サウンドを重視しました。

足まわりでは、フロントフォークにショーワの倒立式SFF-BP（セパレート・ファンクション・フロントフォーク・ビッグピストン）を、リアにはシングルチューブ分離加圧式を採用しています。

デュアル・クラッチ・トランスミッション（DCT）を標準装備。クラッチレバーとチェンジペダルによる変速操作をなくし自動化することで、スロットル操作など他の車体操作に集中でき、より確実に安心感をもってライディングを楽しめます。

快適な長距離走行

“快適なツアラーモデル”としては、5段階に高さ調整可能大型なウインドスクリーンを採用。ハンドルグリップとステップの前部に配置されたディフレクターと合わせ、クルージング時に高い快適性を提供します。

アップライトなライディングポジションに加え、シート各部の厚さを最適化するなど、長時間走行時の疲労軽減と高い快適性に配慮。また、シート高を抑えながらシート幅のスリム化を図ることで、足つき性にも配慮しています。

走行状況に応じた出力特性のモードを選択可能としたライディングモードを搭載。タンデム走行などでの快適な加速感を重視した「TOUR」モード、オールラウンドな特性の「URBAN」モード、雨天時などの走行に適した「RAIN」モードの他、自分好みのモード設定が可能な「USER」モードを採用しています。また、巡航時に便利なクルーズコントロールを搭載しています。

6.5インチタッチパネル式TFTフルカラー液晶のマルチインフォメーションディスプレイを採用。Apple CarPlay、Android Autoに対応しており、それぞれのスマートフォンをUSBケーブルで接続することで、スマートフォンのアプリケーションを使用できます。またBluetoothによるスマートフォンやインカムとの接続機能を有しています。