スズキが新型「アルト」を発売 1Lリッターあたり27.7km走行できるマイルドハイブリッド搭載車をラインアップ

スズキは、9代目となる新型「アルト」を12月22日に販売開始する。新型では内外装が一新されたほか、軽自動車トップの低燃費27.7km/Lを達成したマイルドハイブリッド搭載車をラインアップした。パッケージでは全高、室内高、室内幅を拡大して広い室内空間を実現し、さらにフロントドア開口部の高さも拡大して前席の乗降性を高めている。

スズキが新型「アルト」を発売 1Lリッターあたり27.7km走行できるマイルドハイブリッド搭載車をラインアップ

マイルドハイブリッド搭載モデル

R06D型エンジンとISG(モーター機能付発電機)、そして専用リチウムイオンバッテリーを組み合わせた「マイルドハイブリッド」搭載モデルをラインアップした。このモデルの2WD車では、WLTCモード燃費で軽自動車トップの27.7km/Lを達成している。


マイルドハイブリッド搭載モデル

ガソリンエンジン搭載モデル

ガソリンエンジン搭載モデルでは、減速時のエネルギーで発電・充電し、無駄な燃料消費を抑える「エネチャージ」を採用。発電によるガソリン消費を最小限に抑え、エンジンへの負担を軽減して軽快な走りにも貢献する。

パッケージ

全高を50mm、室内高を45mm、室内幅を25mm拡大し、広いヘッドクリアランスとゆとりあるショルダールームを確保することで広い室内空間を実現した。また、フロントドア開口部の高さを20mm拡大して前席の乗降性を向上している。

マイルドハイブリッド搭載モデル

エクステリア

エクステリアでは、丸みを帯びた柔らかなフォルムの中に楕円形のモチーフを取り入れ、親しみやすさを演出した。

マイルドハイブリッド搭載モデル

LEDヘッドランプを採用し、フロントマスクにはヘッドランプと一体感のあるメッキフロントバンパーガーニッシュを採用した(LEDヘッドランプはL アップグレードパッケージ装着車、HYBRID S LEDヘッドランプ装着車、HYBRID Xに装着。メッキフロントバンパーガーニッシュはHYBRID S、HYBRID Xに装着)。

ホイールにはシャープなスポーク形状の14インチアルミホイールのほか、楕円形をモチーフとした14インチフルホイールキャップを設定している(14インチアルミホイールはHYBRID X、14インチフルホイールキャップはL、HYBRID Sに採用)。


インテリア

インテリアでは、インパネとドアトリムに落ち着きのあるネイビーカラーを採用し、質感の高さや居心地のよさを表現した。また、シートではデニム調のシート表皮を採用し、背面はブラウンとして親しみやすさを演出している。

スズキが新型「アルト」を発売 1Lリッターあたり27.7km走行できるマイルドハイブリッド搭載車をラインアップ

7インチのディスプレイオーディオを採用した。バックアイカメラや全方位モニターの映像を表示できるほか、燃費、航続距離情報や車両警告情報など、車両情報の確認を可能とした。また、スマートフォンとの連携によるナビ表示や、ヘッドアップディスプレイへの交差点案内表示など充実した機能を搭載している。

スズキが新型「アルト」を発売 1Lリッターあたり27.7km走行できるマイルドハイブリッド搭載車をラインアップ

スズキが新型「アルト」を発売 1Lリッターあたり27.7km走行できるマイルドハイブリッド搭載車をラインアップ

大型のスマートフォンも収納できるインパネセンターポケットなど、ドライバーから手の届く位置に豊富な収納スペースを設置。インパネ中央にはスマートフォンなどが充電できるUSB電源ソケット(2個)を新たに装備した。

スズキが新型「アルト」を発売 1Lリッターあたり27.7km走行できるマイルドハイブリッド搭載車をラインアップ

スズキが新型「アルト」を発売 1Lリッターあたり27.7km走行できるマイルドハイブリッド搭載車をラインアップ

ボディ―カラー

ボディーカラーでは、新色の「ダスクブルーメタリック」と「ソフトベージュメタリック」をはじめとするモノトーンカラーに加え、ホワイト2トーンルーフ車4色を含む計12パターンのラインアップとした(ホワイト2トーンルーフ車はL アップグレードパッケージ装着車、HYBRID S、HYBRID Xにメーカーオプション設定)。

スズキが新型「アルト」を発売 1Lリッターあたり27.7km走行できるマイルドハイブリッド搭載車をラインアップ

メーカー希望小売価格は次の通り。

スズキが新型「アルト」を発売 1Lリッターあたり27.7km走行できるマイルドハイブリッド搭載車をラインアップ