トライアンフ 新型TIGER 1200発表 低速域では2気筒のようなトルク高速域では3気筒の性能を発揮するT-PLANE3気筒エンジン搭載

トライアンフが新型Tiger 1200を発表した。オンロードに特化したアドベンチャーバイクGTモデル2車種と、オールラウンドなRallyモデル2車種の、計4車種のラインアップで展開される。

トライアンフ 新型TIGER 1200発表 低速域では2気筒のようなトルク高速域では3気筒の性能を発揮するT-PLANE3気筒エンジン搭載

新型T-PLANE3気筒エンジン

新型T-PLANEトリプルクランクを採用した1,160ccエンジンを採用。このエンジンは低速域では2気筒のようなトルクがオフロードで優れた性能を発揮し、高速域では3気筒の性能により高速道路での走行を快適なものにする。


トライアンフ 新型TIGER 1200発表 低速域では2気筒のようなトルク高速域では3気筒の性能を発揮するT-PLANE3気筒エンジン搭載

最高出力は先代よりも9PSアップした150PS、最大トルクは8Nmアップした130Nmを達成した。また、パワーとトルクの向上に加え加速性も向上しており、反応の良い刺激的なキャラクターを実現している。

軽量サイレンサーはサウンドを改善し、3気筒の独特なエグゾーストをライダーに提供可能とした。

トライアンフ 新型TIGER 1200発表 低速域では2気筒のようなトルク高速域では3気筒の性能を発揮するT-PLANE3気筒エンジン搭載

制動系

制動系ではBrembo製Stylemaモノブロック・ブレーキが全モデルに装備された。ブレーキはIMUによってサポートされており、最適なレベルのABS介入が行われる。またリーチ調整が可能なMagura HC-1レバーは、ライダーの快適性とコントロール性をさらに高めた。

トライアンフ 新型TIGER 1200発表 低速域では2気筒のようなトルク高速域では3気筒の性能を発揮するT-PLANE3気筒エンジン搭載

アドベンチャーバイクGTモデル

オンロードに特化した扱いやすくキビキビと走る大型アドベンチャーバイク。「GT Pro」「GT Explorer」の2車種展開で、ホイールにはフロント19インチ、リア18インチの軽量鋳造アルミホイールが採用され、タイヤには優れたグリップ力と安定性を備えたメッツラーTouranceが装着された。

トライアンフ 新型TIGER 1200発表 低速域では2気筒のようなトルク高速域では3気筒の性能を発揮するT-PLANE3気筒エンジン搭載

足元では、フロントにはトラベル量200mmのショーワ製49mm倒立フォーク、リアにはトラベル量200mmのショーワ製モノコックが装備されている。

トライアンフ 新型TIGER 1200発表 低速域では2気筒のようなトルク高速域では3気筒の性能を発揮するT-PLANE3気筒エンジン搭載

燃料タンクは「GT Pro」では20L、「GT Explorer」では30Lタイプが採用された。

トライアンフ 新型TIGER 1200発表 低速域では2気筒のようなトルク高速域では3気筒の性能を発揮するT-PLANE3気筒エンジン搭載

オールラウンダーRallyモデル

オールラウンダーのRallyは「Rally Pro」「Rally Explorer」の2車種展開。フロント21インチ、リア18インチのチューブレス・ワイヤースポーク・ホイールが採用され、タイヤではオールテレーン・ライディングを可能にするKaroo Streetが装着されている。より高度なオフロード走行向けにはミシュランのAnakee Wildも用意された。

トライアンフ 新型TIGER 1200発表 低速域では2気筒のようなトルク高速域では3気筒の性能を発揮するT-PLANE3気筒エンジン搭載

足元では、フロントには220mmのトラベル量を持つショーワ製49mm倒立フォーク、リアには220mmのトラベル量を持つショーワ製モノコックが採用されている。

トライアンフ 新型TIGER 1200発表 低速域では2気筒のようなトルク高速域では3気筒の性能を発揮するT-PLANE3気筒エンジン搭載

燃料タンクは「Rally Pro」では20L、「Rally Explorer」では30Lタイプが採用された。

トライアンフ 新型TIGER 1200発表 低速域では2気筒のようなトルク高速域では3気筒の性能を発揮するT-PLANE3気筒エンジン搭載


最新テクノロジー

「GT Explorer」と「Rally Explorer」には、「トライアンフ ブラインドスポットレーダーシステム」が採用された。このシステムには後方に設置されたレーダーによって、死角に他の車両が入ってきたことをライダーに知らせる「ブラインドスポットアシスト」が搭載されている。

トライアンフ 新型TIGER 1200発表 低速域では2気筒のようなトルク高速域では3気筒の性能を発揮するT-PLANE3気筒エンジン搭載

また、ライダーが車線変更を指示した際に車両が接近してきた場合、より目立つように警告を発する「レーンチェンジアシスト」も装備された。

トライアンフ 新型TIGER 1200発表 低速域では2気筒のようなトルク高速域では3気筒の性能を発揮するT-PLANE3気筒エンジン搭載

新型7インチTFTモニターを採用。走行中にライダーが必要とする情報を見やすく表示する。「My Triumph」コネクティビティシステムが全モデルに標準装備されており、電話、ターンバイターンナビゲーション、Go Proコントロールが可能だ。

ライディングモード

最大6種類のライディングモードが用意されており、スロットルレスポンス、ABS、トラクションコントロール、サスペンションの設定を調整して、ライダーをサポートする。

GTモデル ライディングモード

「ロード」「レイン」「スポーツ」「ライダー設定」「オフロード」

Rallyモデル ライディングモード

GTモデルと同じ「ロード」「レイン」「スポーツ」「ライダー設定」「オフロード」に加えて「オフロード・プロ」を装備

「オフロード・プロ」は、「Rally Pro」「Rally Explorer」専用のライディングモード。ABSとトラクションコントロールをオフにし、オフロード用のスロットルマップを採用した、過酷なオフロードで向けのセットアップだ。

トライアンフ 新型TIGER 1200発表 低速域では2気筒のようなトルク高速域では3気筒の性能を発揮するT-PLANE3気筒エンジン搭載

一方、「レイン」は最も介入性が高くなるように調整されており、パワーも100PSに制限されて、コンディションが悪化した際の安全性とコントロール性を向上させる。

価格


GT Pro

「スノードニアホワイト」が236万4,000円で、「サファイアブラック/ルーサンブルー」が239万4,000円。

GT Explorer

「スノードニアホワイト」が254万9,000円で、「サファイアブラック」が257万9,000円。「ルーサンブルー」が259万4,000円。

Rally Pro

「スノードニアホワイト」が251万9,000円で、「サファイアブラック」が254万9,000円。「マットカーキ」が256万4,000円。

Rally Explorer

「スノードニアホワイト」が269万9,000円で、「サファイアブラック」が272万9,000円。「マットカーキ」が274万4,000円。