カワサキモータースジャパンは、ニューグラフィックを纏った「Z H2」を2021年12月17日に販売開始する。また、同シリーズの「Z H2 SE」については従来色での販売を継続する。
Z H2
「Z H2」は、カワサキが技術の粋を結集して開発した、Zシリーズのフラッグシップモデル。最高出力200PSを発生するスーパーチャージドエンジンを搭載し、多数の最新装備を搭載したことで“Sugomi”パフォーマンスを発揮する。外観ではスーパーネイキッドらしい野生味を視覚化した“Sugomi”スタイリングを与えられ、“Sugomi”デザインと“Sugomi”パフォーマンスを優れたバランスで具現化した。
ニューグラフィックでは、ボディカラーに「メタリックグラファイトグレー×メタリックディアブロブラック」が採用された。グレーとブラックの車体を、アクセントとなるレッドが引き締めている。
メーカー希望小売価格は191万4,000円。
主な特長
・ 最大出力147Kw(200PS)のバランス型スーパーチャージドエンジン・ 低中速走行時の操縦性と高速域走行時の安定性のバランスが良い専用設計のトレリスフレーム
・ SHOWA製SFF-BPフロントフォーク、SHOWA製リヤサスペンション
・ ブレンボ製フロントブレーキキャリパー M4.32
・ スーパーネイキッドらしい野生味を視覚化したSugomiデザイン
・ 操縦性と快適性を両立するアップライトなライディングポジション、採用された多数の先進電子制御システム
・ クラッチ操作なしでシフトチェンジを可能にするKQS(カワサキクイックシフター)
・ 設定したスピードでの巡航を可能にするエレクトロニッククルーズコントロール
・ Bluetoothでつながるスマートフォン接続機能
Z H2 SE
「Z H2」が持つパワーとコントロール性はそのままに、カワサキ電子制御サスペンション「KECS」を装備したモデル。スカイフックテクノロジーがよりスムーズな乗り心地をもたらし、快適性と楽しさを向上させる。ブレンボのStylemaとマスターシリンダーを採用したフロントブレーキコンポーネントは、制動力とコントロール性をさらに向上させ、スーパーチャージドフラッグシップZの魅力をより高めている。
ボディカラーは「メタリックディアブロブラック×ゴールデンブレイズドグリーン(継続色)」。メーカー希望小売価格は220万円。
「Z H2」からの変更点
・ 0.001秒という反応速度で路面や走行状況にリアルタイムで適応し、理想的な減衰力を提供する「KECS」搭載・ レインモードでの走行安定性が向上する、ショーワのスカイフック制御付き電子制御ライドアジャスト(Electronically Equipped Ride Adjustment:EERA)採用
・ ブレンボ製Stylemaモノブロックキャリパーとブレンボフロントマスターシリンダーを装備したフロントブレーキパッケージ採用
・エアインテークに配された銀鏡塗装