自宅で充電できしトランクに入れておけるEV用ポータブル充電器「ZipCharge Go」

自宅アパート・マンションの駐車場にEV用の充電器がなく、これが原因でEVを購入できないでいるという方、特に都市部には多いのではないでしょうか?クルマ通勤をしている人であればオフィス周辺の充電器付き駐車場を利用するという手もありますが、日によっては空いていないことも。充電が切れそうなときに限って空き待ちだったりすると、ちょっと落ち着かないですよね。

「ZipCharge Go」はそんな人向けに開発されたEV用のポータブル充電器。英国ZipChargeが開発しました。


自宅で充電できしトランクに入れておけるEV用ポータブル充電器「ZipCharge Go」
EV用のポータブル充電器「ZipCharge Go」

自宅またはオフィスのコンセントから「ZipCharge Go」を充電し、完了後は内部に蓄えた電力をEVへとトランスファーするという仕組み。「ZipCharge Go」をフル充電すれば、EVが30-60km程度走行できる電力を供給可能になります。この航続距離は、通勤や街乗りで必要な電力量をもとに決定されたのだとか。

自宅で充電できしトランクに入れておけるEV用ポータブル充電器「ZipCharge Go」
容量を大きくすると「ZipCharge Go」のサイズも大きくなってしまうので
このあたりが手のうちどころ?

EVへの充電では急速充電が可能で、30-60分で「ZipCharge Go」に蓄えたエネルギーをEVにトランスファーできます。

自宅で充電できしトランクに入れておけるEV用ポータブル充電器「ZipCharge Go」
「ZipCharge Go」への充電は低価格の家庭用電源を使い
EVへの充電は急速で
これでEVの電費を下げられます

運用方法としては夜間に自宅で充電し、オフィスに到着したら愛車の充電を「ZipCharge Go」で開始。充電完了後のお昼休みには「ZipCharge Go」をオフィスに持ち込んでオフィスのコンセントで充電しておく…といったものが考えられます。その後、自宅に戻ったときに愛車のバッテリー残量が不安であれば、自宅駐車場でEVを充電するという方法も。夕食後に「ZipCharge Go」を自宅内で充電しておけば、翌日すぐに使用開始できます。

自宅で充電できしトランクに入れておけるEV用ポータブル充電器「ZipCharge Go」
持ち運びしやすいようにキャリーケース型とされました

その他、EVを使ってドライブに行くときにも「ZipCharge Go」は便利です。SA/PAには急速充電器が設置されていますが、充電器のあるエリアが満車だったときに「ZipCharge Go」で充電できればちょっと安心できます。

自宅で充電できしトランクに入れておけるEV用ポータブル充電器「ZipCharge Go」
どんな場所でも充電できます

ZipChargeは現在、2022年第4四半期の販売開始に向けて「ZipChargo Go」の開発を実施中。販売だけでなく、サブスクリプションでの提供も検討しているとしています。