ほとんどの自転車に取り付けられるフロントラック「JACK」

「JACK」はほとんどの自転車に装着できるフロントラック。英国ロンドンに本拠を置くWholeGrain Cyclesが開発しました。

ほとんどの自転車に取り付けられるフロントラックJACK
ほとんどの自転車に取り付けられるフロントラック「JACK」

自転車通勤をしていると、帰宅の途中に「牛乳を買ってきて」なんてメッセージを受け取ること、ありますよね。フロントバスケットの付いたシティサイクルであればなんの問題もないのですが、クロスバイクやロードバイクだとちょっと困ってしまいます。


そんなとき、多くの人は牛乳をレジ袋やエコバッグに入れて、自転車のハンドルバーにぶら下げて走行します…けど、あれは危険。先日、たまごの10個入りパックを右手に持ち、左手でハンドルを握ってクロスバイクで疾走する女性を山手通りで見ましたが、あれはさらに危ないと思います。

「JACK」はそんなときに便利なフロントラック。簡単3ステップで自転車に取り付けて、ちょっとした荷物を安全に載せられます。3つのステップは次の通りです。

ほとんどの自転車に取り付けられるフロントラック「JACK」
1. JACKをハンドルバーにひっかけ

ほとんどの自転車に取り付けられるフロントラック「JACK」
2. ロードストラップを取り付け

ほとんどの自転車に取り付けられるフロントラック「JACK」
3. リテンションストラップで固定
これで利用を開始できます

簡単装着なのに耐荷重は5kg。通勤用のカバンはもちろん、食料品も運べます。カタログ表示では耐荷重は5kgとされてはいますが、WholeGrain Cyclesによれば実際にはもっと重い物を載せても、ほとんどの場合には大丈夫なのだとか。

ほとんどの自転車に取り付けられるフロントラック「JACK」
少なくとも5kgのコメを運べます

サイズは幅225x奥行280x高さ230mmで重さは700g。小型軽量ではありますがちょっとかさばる形状なので、バックパックなどに入れて持ち運ぶ…には適していません。軽いのでいつも取り付けておくか、今日は持ち運ぶものがありそうという朝に取り付けるのがよさそうです。

ほとんどの自転車に取り付けられるフロントラック「JACK」
「JACK」のサイズ感、伝わります?

ほとんどの自転車に装着できると書きましたが、35mmの太さを持つハンドルバーには装着できません。35mmは最近MTBで流行している太さですが、これには未対応だそうです。

ほとんどの自転車に取り付けられるフロントラック「JACK」
ほとんどの自転車に装着できます

ほとんどの自転車に取り付けられるフロントラック「JACK」
なんならフロントバスケットの付いている自転車にも

WholeGrain Cyclesは現在、「JACK」の市販化に向けてクラウドファンディングサイトKickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。入手方法や入手に必要な金額などについて詳細は、Kickstarterサイト内のプロジェクトページ「JACK The Bike Rack」で確認してください。

ほとんどの自転車に取り付けられるフロントラック「JACK」