三菱自動車は新型クロスオーバーSUV「アウトランダー」のプラグインハイブリッドEV（PHEV）モデルを今冬販売開始する。これに先立ち、10月1日にティザーサイトをオープンした。

「アウトランダー」のPHEVモデルは前後に1基ずつ駆動用モーターを搭載するツインモーター4WDを採用している。自在に制御できるというモーターの利点を活かして前後輪の駆動力を路面状態や運転状況に応じて最適に配分。これに車両運動統合制御システムS-AWC（Super All Wheel Control）を組み合わせ、「走る」「曲がる」「止まる」という運動性能を飛躍的に高めた。


S-AWCでは、従来は前輪のみであった左右輪のブレーキ制御を後輪にも追加することで、前輪への負担を軽減。四輪のタイヤ能力をいっそうバランスよく最大限に引き出せるようになり、ドライバーの思い通りのハンドリングを実現可能とした。

7つのドライブモードを装備。舗装路での通常走行に最適な「NORMAL（ノーマル）」モードを基本とし、未舗装路や濡れた舗装路での操縦性と走破性をバランスさせた「GRAVEL（グラベル）」モード、雪道などの滑りやすい路面で車両挙動を安定させる「SNOW （スノー）」モードといった路面状況に応じたモードのほか、力強い加速が必要な場合の「POWER（パワー）」モードや環境に優しく経済的な「ECO（エコ）」モードを設定している。

「アウトランダー」PHEVモデルの最新情報については、三菱自動車公式Webサイト内に本日開設されたティザーサイトで順次発表される予定。