日産自動車は、6月4日に発表した「アリア limited」の受注台数を発表した。受付開始からわずか10日間で、約4,000台（3,936台）の予約注文を受けたとしている。


「アリア」は新開発の電動パワートレインを搭載したクロスオーバーEV。ユーザーは2種類のバッテリー容量と2種類の駆動方式の組み合わせから最適な一台を選択できる。航続距離は最大で610km（2WD、91kWhバッテリー搭載モデル）に達し、毎日の通勤だけでなく週末の長距離ドライブにも対応可能だ。



6月4日に発表された「アリア limited」は日本専用限定車。66kWhバッテリーを搭載したB6グレードと、91kWhバッテリーを搭載したB9グレードに設定された特別仕様車で、各グレードに2WD車とe-4ORCE車が用意されており、合計4タイプでの展開となっている。


受注実績の特徴としては、グレード内訳では91kWhのバッテリーを装備し、駆動方式でe-4ORCEを採用した航続距離最大580kmの「B9 e-4ORCE」が最も人気が高く、受注台数は1,781台に達した。これに66kWhバッテリーを搭載し2WDを採用した航続距離最大450kmの「B6 2WD」が続いている。


カラーでは、「シェルブロンド/ミッドナイトブラック 2トーン」と「プリズムホワイト/ミッドナイトブラック 2トーン」がそれぞれ27％となった。これに、「バーガンディー/ミッドナイトブラック 2トーン」（18％）、「暁-アカツキ- サンライズカッパー/ミッドナイトブラック 2トーン」（15％）、「ミッドナイトブラック」（13％）が続いている。



購入年齢層では50代が全体の33％を占めた。これに60代以上（31％）、40代（24％）、30代（9％）、20代（3％）が続いている。