メッサーシュミット クラシカルなマイクロカー2種を販売中

ドイツMESSERSCHMITT-WERKEは、1950-60年代のバブルカー「カビネンローラー」に敬意を表した3輪のマイクロカー「KR-202 Sport」「KR-E5000」を販売しています。

メッサーシュミット クラシカルなマイクロカー2種を販売中
参考画像:1950-60年代のバブルカー

2台のうち、「KR-202 Sport」はガソリンエンジンを搭載したスポーツ(?)カー。ドライブトレインには7.3馬力を発生する125ccエンジンとCVTの組み合わせが採用されています。7.3馬力?と思うかもしれませんが、「KR-202 Sport」の重さはわずか220kg。この軽さにより最高速度90kmでの走行が可能になっています。またタンク容量は6Lで、満タンにすれば約160km走行できます。制動系では前2輪、後1輪ともに油圧式ディスクブレーキが採用されています。


メッサーシュミット クラシカルなマイクロカー2種を販売中
めっちゃ低燃費!

インテリアには2人乗りできるタンデムシートを採用。レース車両のようなステアリングホイールとハンドブレーキが装備されています。

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2人乗り可能なタンデムシート

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レース車両のようなコックピット

一方の「KR-E5000」は電気自動車。最高出力6.7hpを発生するモーターで最高速度90km/hを実現します。基本的な諸元は「KR-202 Sport」とほぼ一緒ではありますが、バッテリーの充電には4-6時間もかかり、航続距離は80kmに制限されているというEVならではのデメリットも。「自宅から40km以上離れた場所には出かけない」という人向けでしょうか。ちなみに、「KR-E5000」の重さは195kgと、「KR-202 Sport」よりも25kgも軽くなっています。

この手のクルマに子どもの頃に乗った記憶のある人、また記憶には無いのだけどなぜか乗っている写真が残っている人にはおススメのモデル。当時の雰囲気を、新車で味わえます。価格は「KR-202 Sport」が1万950ユーロからで「KR-E5000」は1万2,950ユーロから。初回生産分はもうじき売り切れそうとのことなので、欲しい方はお早めに!

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オプションを装備すればよりカビネンローラーらしいルックスに