電動バイクTarform「Luna」にカフェレーサースタイルの「レーサーエディション」

Tarformによる電動バイク「Luna」に、カフェレーサースタイルの「レーサーエディション」が追加され、予約受付が開始された。

電動バイクTarform「Luna」にカフェレーサースタイルの「レーサーエディション」
Tarformによる電動バイク「Luna」に
「レーサーエディション」登場

Tarformは、クラシカルなデザインと最新のテクノロジーを併せ持った電動バイクを開発・製造する企業。同社の電動バイクはモジュール構造を採用しており、例えば将来、環境性能に優れたバッテリーが開発された場合には、バッテリーだけを交換できる。これにより、バイク自体の廃棄を削減しながら、ライダーは最新型電動バイクと同じ性能を享受可能となる。


モジュール構造には、デザインの変更が容易というメリットも。今回発表された「レーサーエディション」は2018年に発表された「スクランブラーエディション」がベース。両車両は基本構造を共有しているが外観を構成するモジュールが交換されており、これによって異なったスタイルの電動バイクに仕上げられている。

電動バイクTarform「Luna」にカフェレーサースタイルの「レーサーエディション」
参考画像:オリジナルの「スクランブラーエディション」
ヘッドライトのハウジングなどが異なる

とはいえスペックは両車ともほぼ同じ。55hpのモーターを搭載し最高速度は約193km/hで、0-100km/h加速は3.8秒を実現している。バッテリーは10kWhで0-80%充電に必要な時間は約50分とされた。フル充電すれば193kmの走行が可能だ。

電動バイクTarform「Luna」にカフェレーサースタイルの「レーサーエディション」
航続距離193kmはかなりうれしい

また両車ともに、バイクに取り付けられたカメラやセンサーにより、死角から近づくクルマなどを検知してライダーに振動で知らせる機能を有している。

電動バイクTarform「Luna」にカフェレーサースタイルの「レーサーエディション」
ハンドルを震わせるなどの方法で
ライダーに危険を知らせる

Tarformは同社公式Webサイトで「Luna」の予約注文を受け付け中。価格は2万4,000ドルからで、製造は2021年夏に開始される予定となっている。