iPadOSを参考に開発されたJingOSを装備 Linuxタブレット「JingPad A1」

「JingPad A1」はiPadOSを参考に開発されたJingOSを搭載したLinuxタブレット。中国北京と米国カリフォルニア州に拠点を持つJingling Techが開発しています。

iPadOSを参考に開発されたJingOSを装備 Linuxタブレット「JingPad A1」
JingOS搭載Linuxタブレット「JingPad A1」

Linuxベースのタブレットと聞くと、エンジニア向けのプログラミングに特化した製品と思うかもしれません。でもJinglingは、「JingPad A1」はAndroidアプリが使用できるため一般消費者向にも魅力的なタブレットであり、NetflixやYouTubeで動画を楽しんだり、Spotifyで音楽ストリーミングを楽しむのに適した仕様が与えられているとしています。


iPadOSを参考に開発されたJingOSを装備 Linuxタブレット「JingPad A1」
NetflixやYouTube、SpotifyといったAndroidアプリを使用可能

快適な動画視聴を実現するために、2K解像度の11インチサイズAMOLEDディスプレイが搭載されました。タブレットは4G/5Gに対応しており、動画や音楽ストリーミングサービスをどこにいても楽しめます。

iPadOSを参考に開発されたJingOSを装備 Linuxタブレット「JingPad A1」
5Gにも対応

iPad同様、専用キーボードを装着すれば「JingPad A1」をノートPCのように利用可能に。キーボードは6列配列でファンクションキーなどにダイレクトにアクセスできるので、高い作業効率が期待できそうです。

iPadOSを参考に開発されたJingOSを装備 Linuxタブレット「JingPad A1」
タッチパッドも装備

キーボードを装着したときにはターミナルやVisual Studio CodeといったLinuxのデスクトップアプリを、どこにいてもスムーズに利用可能となります。また画面比は4:3なので、WPS Officeでオフィス文書を編集・作成するのに便利です。

iPadOSを参考に開発されたJingOSを装備 Linuxタブレット「JingPad A1」
画面比率は4:3
オフィス文書の作成・編集に便利

現時点で公開されている仕様ではCPUにはARMベースの8コアが、メモリは6GB、ストレージは128GBが搭載されるとなっています。重さは500g以下。バッテリーは8,000mAhが搭載されフル充電で最長10時間の利用が可能。カメラにはアウトカメラは16MP、インカメラは8MPが採用されます。

iPadOSを参考に開発されたJingOSを装備 Linuxタブレット「JingPad A1」
重さ500g以下

Jingling Techは近く、Indiegogoでクラウドファンディングキャンペーンを開始するとのこと。より詳細な仕様は、キャンペーンで公開されると見られます。