日産は大型SUV「パスファインダー」をフルモデルチェンジ。2021年夏に北米市場で発売する。「パスファインダー」の特徴である耐久性に磨きをかけつつ、快適性や安全性能を向上させた。


フロントフェイスでは、スリースロットグリルと組み合わされたVモーショングリル、C字型のヘッドライトなど、一目で日産とわかるデザインを取り入れた。



Cピラーには「パスファインダー」初となるツートンカラーを採用し、SUVらしさを演出している。


リアは初代モデルを彷彿とさせる、スクエア形状のデザインとされた。



ドライブトレインは、最高出力284PS、最大トルク351Nmを発生する3.5L 直噴V6エンジンと、新型の9速オートマッチックトランスミッションとの組み合わせ。滑らかでありながら、力強くダイレクトなレスポンスを実現している。


インテリアでは12.3インチのデジタルダッシュボードを新採用。様々な情報を表示し、ドライビングをサポートする。デジタルダッシュボードを補完するために、10.8インチのヘッドアップディスプレイも装備。ドライバーは道路から視線を移動させることなく、経路案内などの情報を取得可能だ。


センタークラスターには9インチのカラータッチスクリーンを搭載。ドライバーとパッセンジャーの双方に、直感的でユーザーフレンドリーな操作体験を提供する。


ProPILOT AssistをSV、SLグレードに搭載。高速道路での巡行時から渋滞時まで、アクセル、ブレーキ、ステアリングを統合制御することで運転をサポートする。

さらに、「ProPILOT Assist with Navi-link」をプラチナグレードに装備。ナビゲーションの地図情報を活用し、前方のカーブや分岐合流点に合わせてスムーズに車速を調整する。また、高速道路の出口での減速等も支援可能だ。


また、インテリジェント エマージェンシーブレーキ、ブラインドスポットワーニングなどから構成される「日産セーフティシールド360」を、全グレードに標準装備した。


さらに詳細な情報は、発売日近くに公表される予定。