「Real Flying Broom」は空飛ぶほうき気分を味わえる乗り物。ブラジル在住の元ゲームデザイナーAlessandro Russo Silveiraさんが考案しました。


セグウェイなどが販売している電動一輪車に装着して利用する“ほうき”。乗ったことのある方にはわかっていただけると思うのですが、電動一輪車での走行には独特の浮遊感があります。その浮遊感を最大限に生かすデバイスとして「Real Flying Broom」はデザインされました。



操作はほうきを両手でつかみ、前方向に倒せば前進します。ほうきを引けばブレーキがかかる仕組み。Alessandro Russo Silveiraさんは走行の様子を動画で公開していますが、その動きは映画シリーズ『ハリー・ポッター』の登場人物たちの飛行の様子によく似ています。


製品自体はほうき部分と一輪車に固定するアタッチメントで構成されています。手持ちの電動一輪車にアタッチメントを装着し、続いてアタッチメントに“ほうき”を固定。これで電動一輪車が空飛ぶほうきになります。


電動一輪車は日本では公道を走行できません。乗ると楽しいのですが、実用性が無いということでこれまではいま一つ普及してきませんでした。でも「Real Flying Broom」を装着すれば、『ハリー・ポッター』に登場するスポーツ「クィディッチ」のような遊び方ができるかも？


Alessandro Russo Silveiraさんは現在、「Real Flying Broom」の製品化に向けてクラウドファンディングサイトKickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。支援方法などについて詳細は、Kickstarterサイト内のプロジェクトページ「The Real Flying Broom」を参照してください。


セグウェイタイプの乗り物には、実用性を高めるアタッチメントがいくつも発売されています。「Real Flying Broom」はそんな中でも最も楽しいものと言えそうです。