いつでもどこでも手指を消毒できる「PumPiX」 - 消毒液を手首にはめて持ち歩き

「PumPiX」は消毒液を手軽に持ち歩けるブレスレットタイプの衛生グッズ。マスクの着用以上に重要とも言われる手指消毒の回数を増やし、接触感染リスクの低減を目指しています。

いつでもどこでも手指を消毒できる「PumPiX」 - 消毒液を手首にはめて持ち歩き
消毒液を手軽に持ち歩ける「PumPiX」

エレベーターのボタンやドアレバー、エスカレーターの手すりなどに触れた際、それらを介して手指にウィルスが付着する可能性があります。その指で顔や唇を触ってしまうと感染リスクが高まります。


いつでもどこでも手指を消毒できる「PumPiX」 - 消毒液を手首にはめて持ち歩き
最近はエスカレーターの手すりに触らない人、増えてますね

「PumPiX」があれば、このようなときすぐに消毒液を利用可能になります。例えばドアノブに触った直後に「PumPiX」のボタンをプッシュ。すると消毒液がミスト状になって噴出されます。これを両手でこすることで、手指に付着したかもしれないウイルスを不活性化できます。

いつでもどこでも手指を消毒できる「PumPiX」 - 消毒液を手首にはめて持ち歩き
多くの人が触る場所にタッチしたら
「PumPiX」で消毒液を噴出

現在では様々なケースに入った携帯用の消毒液が販売されています。でもそれらを使用するには、ポケットやカバンから取り出す必要があり、取り出す際に他のものに触れてしまう可能性も。その点、「PumPiX」ならボタンを押すだけで手軽に消毒液を利用できます。

いつでもどこでも手指を消毒できる「PumPiX」 - 消毒液を手首にはめて持ち歩き
カバンなどに触れなくてよいというメリットが

また、手首の角度を調節すれば、手指だけでなく、ボタンやドアレバーも消毒できます。

いつでもどこでも手指を消毒できる「PumPiX」 - 消毒液を手首にはめて持ち歩き
自宅のドアノブもこまめに消毒したいところ

開発したのは米国バージニア州在住の起業家Elmira Hamidiさん。Hamidiさんは現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では、39ドルの出資と10ドルの送料で「PumPiX」を1個入手できます。配送は2020年8月に予定されています。

いつでもどこでも手指を消毒できる「PumPiX」 - 消毒液を手首にはめて持ち歩き