西友はコロナウイルス対策として総額13億円の投資を実施する。生活必需品を販売するため、新型コロナウイルスの感染が拡大している中でも、店舗が営業を続けるうえで、従業員に「スーパー・ヒーロー・ボーナス」などを支給する。

「最前線」で貢献している現場の全従業員3万3,500名に対して、合計3億5,000万円の「スーパーヒーロー・ボーナス」を支給する。


また緊急事態宣言後の急激な需要の高まりに対応するために、物流センター人員の強化や外部倉庫の活用を始めている。

これに加え新型コロナウイルス感染拡大に伴い、3月から約3,000名の緊急採用を行う。勤務先が閉鎖になった、あるいは入社ができなくなったという人の応募を期待する。

店内のお買い物環境の安全性を強化するために、レジに入る従業員のマスクやゴーグル、手袋の着用、対面レジにおける透明シールドの設置、対面待ちをする必要のないセルフレジの利用推奨、間隔をあけたレジ待ちのための床マークや掲示、手指消毒用の消毒液の店頭設置などの対策も続ける。

NPOへの緊急支援も行う。すでに支援関係にある認定NPO法人セカンドハーベスト・ジャパンとフローレンスををを通じた生活困窮者の緊急支援要請に応じる。

なお、すでにスーパー「ライフ」も全従業員に「緊急特別感謝金」を支給するなど、営業継続に向けて施策をとっている。