Stockを運営するリンクライブが「新型コロナウイルス感染拡大に伴うリモートワーク実態調査」を実施し、その結果を発表した。ベテラン世代の7割以上がリモートワークにより、「無駄な会議から解放された」「飲みニケーション等から解放された」と回答したことを明らかにしている。

■ 無駄と感じる会議の時間が減った
『リモートワークの導入により、「無駄と感じる会議の時間が減った」と感じますか？』という質問に対しては、ベテラン世代（40代以上）の約21％が「非常にそう思う」、約54％が「そう思う」と回答。この2つの回答を合わせると75.4％に達しており、若手世代（20代～30代）の65.7％を上回った。



一般的に、ベテラン世代の方が対面での会議に積極的で、若手世代は会議を憂鬱に感じているのではないかというイメージを持っていたため、意外な結果となったとStockはコメントしている。

■ 元々無駄と感じていた飲み会等が減った
『リモートワークの導入により、 「元々無駄と感じていた、社内・社外コミュニケーションの時間（飲み会等）が減った」と感じますか？』という質問に対しては、ベテラン世代（40代以上）の31.1％が「非常にそう思う」、39.3％が「そう思う」と回答。2つの回答の合計は70.4％となり、こちらも若手世代（20代～30代）の65.0％を上回った。


■ 自分のペースで仕事が出来るようになった
また、『「自分の好きなペースで仕事が出来るようになった」と感じますか？』という質問に対しては20.4％が「非常にそう思う」、36.8％が「そう思う」と回答している。


この質問に対しては、回答者からは次のような声が寄せられたという。

・「忙しい中でも常に話しかけてくる上司から離れて仕事ができるので自分のペースで作業が進みやすい」（30代女性）
・「自分の好きなように、好きなペースで仕事ができる、通勤時間がなくなる、というのはストレスフリーでとてもいいです」（30代女性）

調査はリモートワークを導入している会社員を対象に、2020年4月1日から2日にかけて実施された。調査サンプル数は201名（男性102名、女性99名）で、調査方法はインターネット調査だった。