亀田製菓が「FAH」に参加

亀田製菓は、新型コロナウイルス感染症対策の実現に向け世界規模で活動している「新型コロナウイルス(COVID-19)タンパク質構造解析プロジェクト Folding@home」に参加する。

Folding@homeは、さまざまな疫病の治療に寄与する目的で米国のスタンフォード大学やセントルイス・ワシントン大学などが進める分散コンピューティングの取り組み。個人や企業が保有するサーバーやPCの余力(計算資源)を集め、仮想スーパーコンピューター化して膨大な量の計算を実行する。


亀田製菓は今回、保有するWebサービス用リソースの一部をFolding@homeプロジェクトの計算資源として提供する。提供環境は各種Webサービスの拡張性や安定性向上を目的として運用中の支援環境。

通常のWebサービスの品質低下を伴わずにリソース運用が可能なため、今世界で必要とされる解析プロジェクトへ速やかに貢献できる。プロジェクト参加を通じ、新型コロナウイルス感染症の1日も早い終息をめざす。