ネコ写真集『かくれネコ』が4月24日に販売開始されます。ネコ写真家沖昌之さんがプロデュースした、おそとネコ満載の一冊です。


沖さんといえば、「ネコザイル」をはじめとして「無重力ネコ」「KISSネコ」などバリエーション豊富なおそとネコの写真で知られるネコ写真家。その沖さんのレパートリーの中でも特に人気の高い「かくれネコ」が今回のテーマになっています。



従来の沖さんの写真集と『かくれネコ』との違いは、沖さんがプロデュースも担当している点。写真集に収められた全90数枚の写真のうち60枚以上はアマチュア写真家によるもので、沖さんが応募作品の中からセレクトしています。

もちろん、沖さんが撮影した写真も28枚収録されています。「かくれネコ」というジャンルは、「増えるネコ」「長いネコ」「被るネコ」などに細分化されているのですが、それらをしっかり網羅しています。

「増えるネコ」は、ちょっとしたミステリー。白土三平さんによるコミック作品『サスケ』の主人公サスケのように、一匹のネコが二匹のネコに分身しています。



「長いネコ」はその名の通り、私たちの想像を超えて長いネコ。ネコの柔軟性だけでは説明のつかない、この世界に残る謎を垣間見ることができます。


「被るネコ」では鐘やクルマなど、様々なものを被っているネコを楽しめます。



ところで私たちはなぜ「かくれネコ」をカワイイと感じるのでしょうか？

沖さんによれば、ネコは隠れているつもりで実際は隠れられていないことが多いのだそう。そしてそれがネコの良さ、かわいらしさなのだそうです。実際、沖さんの作品には、隠れようとする意志だけは感じられるけど身体の半分以上が見えてしまっている、隠れていない「かくれネコ」がたくさん登場します。


外出自粛が続くなか、自粛とは無縁のおそとネコたちの姿を写真集で楽しんでみてはいかがでしょう？『かくれネコ』は全国の書店やAmazon.co.jpなどの通販サイトで購入できます。


（記事中の画像は沖昌之さんの許諾を得て、写真集『かくれネコ』、および沖さんのInstagramから転載させて頂きました。なお、本稿内の写真が『かくれネコ』に掲載されているとは限りません。この点、ご了承願います）