ポケモンGO 自宅にいても遊べるように

新型コロナウイルス感染拡大を受け、人気ゲーム「Pokemon GO(ポケモンGO)」が家の中でも遊べるように改良を行った。外を歩かなくても自宅で運動するだけでゲームが進行し、今後レイドバトルにも家から参加できるようになる。

まず「いつでも冒険モード」の仕様を変更した。自宅で掃除をしたり、ルームランナーを利用したりした際、屋内での歩数も反映し、ゲームが進行するようになった。


これに加え、実際に会えなくても友達や家族とつながりを持ち続けられるよう、今後ゲーム内のソーシャル機能を強化する。自宅にいながらでも、ほかのプレーヤーとともに「レイドバトル」に参加できる仕組みを検討中だ。

このほかお気に入りの場所に思いを馳せながら、ゲーム上でその場所に訪れ、友達や家族との思い出を共有できるような機能を考案している。さらに毎夏行う大規模なリアルイベント「Pokemon GO Fest」については、自宅でも体験できるよう新たなかたちでの開催を検討している。

なお、すでにゲーム内イベントの内容などに多数を変更を加えている。これにより外出や集まりが制限されている状況下でも遊べる態勢の整備が進んでいる。

例えば自宅からでも参加可能な「GOバトルリーグ」が導入済みだ。リーグへの参加に必要な歩行距離も、3kmから0kmに変更してある。また「おこう」の機能を強化したり、遠くまで歩かなくてもモンスターボールを手に入れられるようにしたりしてる。ギフトの中身も変更し、より多くのギフトのやりとりができるよう所持数も増やした。

ちなみに、ポケモンGOと同じ会社が開発、運営している「ハリー・ポッター : 魔法同盟」では、プレーヤーがゲーム内で「ポーション」を手に入れやすくなるよう、そして「ファウンダブル」を自宅からでも見つけやすくなるよう変更している。

「Ingress」では複数の「ポータル」に訪れる必要性を減らすため、「バーンアウト」までの回数を増やし、「クールダウン」の時間を短縮した。L7、L8の「レゾネーター」を2つづつデプロイできるようにするとともに、「ソジャーナーメダル」を獲得するための条件に「リチャージ」を追加した。