パナソニックは、「テクニクス」の音響技術と、高度なノイズキャンセリング機能を採用したワイヤレスイヤホン「EAH-AZ70W」を4月中旬に発売する。

テクニクスのHi-Fiオーディオ機器やステレオイヤホン「EAH-TZ700」の開発でつちかった音響技術を生かし、グラフェンコートを施したPEEK（ポリエーテルエーテルケトン）振動板が入った直径10mmダイナミック型ドライバーや、ドライバー前後の空気の流れを精密にコントロールす「アコースティックコントロールチャンバー」を搭載する。豊かな低音と、音場や空間性の広さ、高域の伸びや抜け、艶のあるボーカルなどが特徴とする。


また「デュアルハイブリッドノイズキャンセリング」機能を組み込んだ。JEITA基準にのっとった国内製品として最高級のノイズキャンセリング性能があり、飛行機や電車など騒音の大きい場所でも静かに音楽を聴けるとのこと。

これに加え新開発の「タッチセンサーアンテナ」を取りつけている。タッチセンサーとBluetoothアンテナを共用した部品で、小型化しつつアンテナの表面積を確保しており、Bluetoothを介し安定してスマートフォンなどに接続できる。パナソニックのデジタルコードレス電話機でつちかった無線技術も応用している。

ノイズキャンセリング作動時の稼働時間は単体で約6時間半。付属の充電ケースを組み合わせて19時間半。オープン価格だが、店頭実勢は3万1,000円（税別）となる見通し。