マルチギガビット（2.5GbE）対応の個人向けNAS（ネットワークストレージ）をアイ・オー・データ機器が2月末に発売する。シングルドライブの「HDL-AAX」とデュアルドライブの「HDL2-AAX」という両シリーズが登場する。

アイ・オー・データによると、個人向けNASのマルチギガビット対応は国内初の試み。読み込み速度はシングルドライブのHDL-AAXシリーズの測定値で約173MB/s、デュアルドライブのHDL2-AAXシリーズで約226MB/sとする。


写真や動画など、大容量のデータを素早く円滑に共有したり、バックアップをとったりすることが可能。NASの基本機能に加え、必要な機能を追加できる「パッケージ機能」を備える。例えばクラウドサービスとの同期やセキュリティの強化などのカスタマイズができ、幅広い用途で使える。さらに古いNASからの買い替え時にデータを簡便に移行できる「データコピー機能」もある。

希望小売価格をみると、シングルドライブのHDL-AAXシリーズはストレージ容量1TBモデルで2万1,500円（税別、以下同じ）、2TBモデルは2万3,000円、3TBモデルは2万5,500円、4TBモデルは3万1,500円、6TBモデルは5万1,000円、8TBモデルは6万円。

デュアルドライブのHDL2-AAXシリーズは、2TBモデルが3万5,000円、4TBモデルが4万3,000円、6TBモデルが5万500円、8TBモデルが6万4,500円、12TBモデルが9万5,500円、16TBモデルが11万5,000円。