ソニーから薄型・軽量ICレコーダー「ICD-UX570F」

薄型・軽量のステレオICレコーダー「ICD-UX570F」シリーズをソニーが11月2日に発売する。自動で適切なマイク感度に調整しながら背景ノイズを低減して録音する「おまかせボイス」や、本体ボタンから録音ファイル全体の10%ごとに送り/戻しができ、聞きたいところを素早く見つけて再生できる「タイムジャンプ」などの機能がある。

高感度かつ低ノイズの内蔵ステレオマイクと、独自開発の録音システムを組み合わせた「Sマイク・システム」を搭載し、遠くの音や小さな音を鮮明に集音する。


「おまかせボイス」に加え、新機能「おまかせミュージック」により、歌や楽器などの録音時に入力レベルを判断し、聞きやすい音に自動で調整してくれる。内蔵メモリーまたは別売のmicroSDメモリーカードの残量がなくなった場合、自動でもう一方に切り替えるクロスメモリー録音などもある。

さらに再生時に便利な機能も充実する。「タイムジャンプ」と本体ボタンひとつで早送り(+10秒)/早戻し(-3秒)ができる「イージーサーチ」を合わせて使える。長時間録音したファイルの聞きたいところを素早く見つけて再生できる。

これに加えて厚さ約12.2mm、重さ約48gと薄く軽く従来機種ICD-UX560Fシリーズと比べて約25%大きな有機ELディスプレイを搭載し、より大きく見やすくなった動作表示ランプを備え、本体のボタンを録音用と再生用が一目で分かりやすいように配置する。

本体カラーはブラック、ゴールド、シルバーの3種類。オープン価格だが、店頭実勢はストレージ容量4GBモデル「ICD-UX570F」が1万2,000円前後(税別、以下同じ)、16GBモデル「ICD-UX575F」が1万6,000円前後。