キヤノンの手振れ補正つき双眼鏡「8×20 IS」

キヤノンは、世界最軽量の手ブレ補正機能付き双眼鏡「8×20 IS」を11月上旬に発売する。高倍率ながら小型、軽量の「10×20 IS」も同時に市場へ投入する。

いずれも対物レンズ有効径120mmの小型、軽量な手ブレ補正機能付き双眼鏡。手ブレ補正機能を生かし野鳥や自然観察をはじめ、スポーツ観戦、観劇、コンサート、旅行など、さまざまな用途に使える。


手ブレ補正機構はEFレンズの光学技術を応用したシフト方式。わずかな手ブレはもちろん、体の揺れのようなゆっくりとしたブレを適切に補正し、安定した視界を保つ。上位機種で定評のある、一度押すと連続5分間の補正効果が得られる手ブレ補正ボタンを搭載し、ボタンを押し続けることなく対象物の観察に集中できる。

両機種ともサイズは118×142×69mm。重さは8×20 ISは手ブレ補正機能付き双眼鏡で世界最軽量となる約420g、10×20 ISは約430g。

視野周辺部の像面湾曲を抑えるフィールドフラットナーレンズの採用や最適なレンズ配置により、諸収差を抑えたほか、フレアやゴーストを抑えるスーパースペクトラコーティングを採用。コントラストの高い、視野周辺部まで鮮やかな視界を実現したとする。希望小売価格は8×20 ISが6万5,000円(税別、以下同じ)、10×20 ISが7万4,000円。