コンパクトデジタルカメラ「LUMIX DC-LX100M2」

ミラーレス一眼と同じ4/3型高感度CMOSセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DC-LX100M2」をパナソニックが10月18日に発売する。

ミラーレス一眼デジタルカメラに採用しているローパスフィルターレスの4/3型CMOSセンサーを搭載し、有効画素数を1,700万画素まで向上。解像力を高めた。レンズのイメージサークルより大きいセンサーを使い、4:3、3:2、16:9のいずれの横縦比でも同じ画角で、また1:1の横縦比でも撮影できる「マルチアスペクト」に対応。被写体や写真の使い道に合わせて好きな設定が選べる。


24-75mmのLEICA DC VARIO-SUMMILUXレンズを搭載。広角24mmの画角を生かして遠近感のあるワイドな風景写真などが撮影できる。F1.7-2.8の明るい大口径レンズを備え、9枚羽根の虹彩絞りを採用するなど写真のボケにもこだわっている。

またモニターには約124万ドットに高精細化した3.0型タッチパネル液晶を搭載。タッチAF、タッチパッドAFなどを操作しやすい。これに加え明るい日中の撮影でも見やすい約276万ドット相当ファインダーも搭載する。

レンズ部には絞りリング、上面にはシャッタースピードダイヤルと露出補正ダイヤルを搭載。マニュアルフォーカス時にフォーカスリングとして使えるコントロールリングと合わせてアナログ感覚の操作が可能。自由に機能を割り当てられるFnボタンは合計10個に増やした。

このほか4K/30pの動画記録と秒間30コマ連写で約800万画素の写真に残せる機能がある。フォーカスポイントを変えながら撮影し、撮影後、好きなフォーカスポイントの写真を自由に選ぶ機能もある。フォーカス位置の異なる複数の写真を合成し、ピントの合った範囲を広げた写真も作れる。アクセサリーなどの小物、料理、昆虫、ミニチュア等の撮影に適している。被写体の動きや顔を検出した箇所に自動でマーカーを設定する機能などもある。

オープン価格だが店頭実勢は11万5,000円前後(税別)を見込む。