食用ゴキブリのイメージ
地球を救う昆虫食

東京・錦糸町にジビエや昆虫食を扱うレストラン「鳥獣虫割烹 米とサーカスダービー通り店」がグランドオープンした。キャンペーンとしてゴキブリ料理が食べられる。

新宿区高田馬場で8年を迎える「ジビエ居酒屋米とサーカス」の2号店として、シカ、クマ、イノシシ、タヌキ、カンガルー、ワニ、ラクダ、トド、ウーパールーパーなどを炭火串焼きと鍋で出す。さらに21世紀を救う食材として注目を浴びる昆虫料理もある。


昆虫料理は、人口増加と地球温暖化に伴う食糧問題を解決する手段として、国連の食料農業機関(FAO)が推奨している。

タンパク質やミネラルを含み、かつ脂肪分も上質。錦糸町の米とサーカスではさまざまあ昆虫を楽しめる。「イナゴの佃煮」(470円、税込、以下同じ)、「スズメバチの子の甘露煮」(470円)、「蚕の甘露煮」(470円)、「6種の昆虫食べ比べセット」(1780円)といった具合。

ちなみに食べ比べセットはイナゴ、ハチノコ、カイコに加えタガメ、ゲンゴロウ、ココナッツワームという品ぞろえ。

昆虫食のイメージ
6種の昆虫食べ比べセット

今回はキャンペーンとして東京では初めて食用ゴキブリをメニュー化。アルゼンチンモリゴキブリ(通称デュピア)は家庭にいるチャバネゴキブリ・クロゴキブリとはまったくの別種で、南アメリカ原産で通常は森に生息する、最大体長50mmほどのゴキブリ。国内で新鮮なフルーツと野菜をメインに養殖したものを、特製スパイスで味付けして揚げる。

ゴキブリのイメージ
食用の「アルゼンチンモリゴキブリ(通称デュピア)」