ニンテンドースイッチのイメージ

任天堂の人気ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」の国内販売数が200万台を突破した。登場から8か月。ファミ通が集計した。いまだに品薄感も残るが、数値上は多くの人の手元に届いていることになる。

ファミ通によると、10月29日までの集計で、ニンテンドースイッチ本体の国内累計販売台数は204万1,221台となり、3月3日の登場から約8か月(35週)で大台を突破した。


直近1週間(10月23日~10月29日)の販売数は13万台あまりで、前週の5倍以上に伸びた。背景には人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」シリーズから10月27日に出た新作「スーパーマリオ オデッセイ」が寄与したと、ファミ通は分析している。

スーパーマリオ オデッセイは発売3日間で51万以上を売り上げ、ニンテンドースイッチ向けゲームの初週販売本数としては「スプラトゥーン 2」の67万本超に次ぐ出足となっている。

もっとも、いまだに直販も家電量販店やショッピングサイトも品薄の続くニンテンドースイッチだけに、販売数には人気ゲームだけでなく、流通や在庫の動きも影響していそうだ。

任天堂も品薄については決算発表会などで認めており、今後のホリデーシーズンに向けて市場投入を増やす考えを示している。