台風22号のイメージ
(出典:JTWC)

台風22号、アジア名「サオラー」が10月第4週の末にかけ日本に接近する恐れがある。複数の気象観測機関が予想を出している。

米軍合同台風警報センター(JTWC)の公開している図像では、10月29日日曜日までに本州、四国に接近する可能性を示している。気象庁の5日進路予報でも日本への接近の可能性を示した。


気象庁によると、台風22号、サオラーは10月24日時点では、中心付近の最大風速が秒速18m、最大瞬間風速が秒速25m、秒速15m以上の強風域が全域280kmと、強力とも大型とも言えないが、今後次第に勢いと大きさを増す恐れがある。JTWCも同様の予測だ。

10月第3週末にかけても台風21号、アジア名「ラン」が到来し、一部地域では衆議院選挙とも重なって大きな影響を与えたのは記憶に新しい。古くから農業などで台風を警戒した9月の「二百十日」はすでに過ぎたが、2017年の台風シーズンはまだ終わらないもようで、十分な備えをしたい。