ホンダ スーパーカブがモデルチェンジ!

ホンダは「スーパーカブ50」「スーパーカブ110」をモデルチェンジし、生産拠点を中国から日本の熊本製作所に移管して11月10日に発売する。

ホンダ スーパーカブがモデルチェンジ!
ホンダ スーパーカブがモデルチェンジ!
(画像はスーパーカブ50 パールシャイニングイエロー)

スーパーカブシリーズは、1958年8月に初代モデル「スーパーカブC100」を発売して以来、高い信頼性や耐久性、低燃費で人気のロングセラーモデル。世界生産累計台数は、オートバイとしては初めて1億台超えを果たした。


今回のモデルチェンジでは、外観デザインをレッグシールドからリアフェンダーにつながる滑らかな曲面で構成されたものに一新。また、ボディー両サイドに使い勝手をより高める取り外し可能なサイドカバーを採用した。ヘッドランプには、省エネルギーで長寿命なLEDを組み込んでいる。

ホンダ スーパーカブがモデルチェンジ!
モデルチェンジでは外観デザインが一新された
(画像はスーパーカブ110 グリントウェーブブルーメタリック)

モデルチェンジしたスーパーカブ50/スーパーカブ110の主な特徴は次の通り。

■スタイリング

・レッグシールドからリアフェンダーにつながる滑らかな曲面で構成したボディーライン・ボディー両サイドに取り外し可能なサイドカバーを採用。右サイドカバー内側のボディーにECUなどの電装系部品を配置しメンテナンスのしやすさに配慮した。左サイドカバー内側はメンテナンスノートなどを収めるスペースとすることで、使い勝手をより高めた
・丸形のヘッドライトには省エネルギーで長寿命なLEDを採用
・メーターパネルにはLEDインジケーターランプを採用
・被視認性に配慮した、丸みのある縦長タイプのテールランプを採用

ホンダ スーパーカブがモデルチェンジ!
丸形ヘッドライトにはLEDを採用

■エンジン

・低フリクション技術を随所に採用した高効率の空冷・4ストローク・単気筒エンジンを搭載
・タフネス性と低フリクションを追求したピストンおよびシリンダーの採用
・新たに交換式オイルフィルターを追加したほか、ドレンボルト部にスクリーンフィルターを配置。オイルレベルゲージは挿入ガイド部を設けた形状に変更するなど、オイル交換時の優れたメンテナンス性を実現している
・シフトドラムの回転軸をニードルベアリングで支持することで、より滑らかで軽く、節度のある変速フィーリングを実現

■その他

・シートの素材と底板形状を最適化し、座り心地と足つき性の良さを実現した
・「スーパーカブ110」では、ドライブチェーンをサイズアップし、耐久性と長寿命化に配慮した

車体色は、「スーパーカブ50」がパールシャイニングイエロー、バージンベージュ、ムーンストーンシルバーメタリック-U、タスマニアグリーンメタリック、アーベインデニムブルーメタリックの5色設定。

ホンダ スーパーカブがモデルチェンジ!
スーパーカブ50 バージンベージュ

「スーパーカブ110」は、グリントウェーブブルーメタリック、クラシカルホワイト、バージンベージュ、タスマニアグリーンメタリック、アーベインデニムブルーメタリックの5色設定。

ホンダ スーパーカブがモデルチェンジ!
スーパーカブ110 クラシカルホワイト

メーカー希望小売価格は、「スーパーカブ50」が23万2,200円で、「スーパーカブ110」が27万5,400円(いずれも消費税込み)。