アナログレコードプレーヤー

Bluetoothトランスミッターを備えたアナログターンテーブル「TN-400BT」を、ティアックが9月23日から全国のオーディオ店と量販店で販売開始する。

ライン、フォノ出力やUSBデジタル出力に加えて、内蔵のBluetoothトランスミッターを使ってワイヤレスヘッドホン、スピーカーからレコードの楽曲を聴くことができる。


基本性能を重視し、安定した回転を実現するアルミ・ダイキャスト製プラッターを採用。高密度MDF製キャビネットによる制振性に優れた強固な本体は、外観が上質感ある天然木目が美しいウォルナット突板オイル仕上げとなっている。フィードバック振動を抑制する振動吸収ラバー部品を採用したアルミ製脚や、アルミ削り出しの操作ノブ類もついている。

また33 1/3回転、45回転、および78回転の3スピード・ベルトドライブ方式で、抵抗が少なくスムースな回転を実現するスピンドル軸受け部も搭載。アンチスケーティング調整機構付きスタティックバランス型S字トーンアームを搭載する。トラッキングエラーを防ぐアンチスケーティングシステムもある。

簡単に好みのカートリッジに交換できるユニバーサル型ヘッドシェルも特徴。カートリッジには読み取り精度で定評のあるオーディオテクニカ社製のVM型(MM型)AT95Eを付属。セットアップするだけで使える。

インターフェイスとして内蔵のMM型フォノイコライザーアンプによりフォノ入力を持たないステレオアンプやミニコンポ、ラジカセなどにも接続できる。

特徴であるBluetoothトランスミッターはQualcomm aptX方式とAAC方式、さらに一般的なSBC方式のコーデックに対応。オーディオシステムを持っていない場合でも手軽に音楽を聴ける。アンプの近くに設置しなくてもよく、自由度も高い。

TI社製A/DコンバーターによるPCM最大48kHz/16bit USBデジタルオーディオ出力により、リアパネルにUSBケーブルをつないでレコードの楽曲をPCに出力し、音楽CD品質で保存することが可能。スマートフォンやカーステレオなどでレコードの音楽を持ち出せる。リアパネルにGND端子を装備(GND線付きRCAピンケーブル付属)する。

本体サイズは420×117×356mm、重さは約4.9kg。オープン価格としている。