あの「Death Wish Coffee(死の願望コーヒー)」に缶入りの「DEATH WISH NITRO BREW」

“カフェイン含有量が通常の200%のコーヒー”を謳って登場した米国ニューヨークのDeath Wish Coffee。最近はこのキャッチコピーを使用していないが、それでも通常よりカフェイン含有量が多く、ストロングな「Death Wish Coffee(死への願望コーヒー)」は健在で、同店はスタートから5年で世界でも有名なコーヒーショップのひとつとなった。

Death Wish Coffee(死の願望コーヒー)パッケージ
参考画像:Death Wish Coffee(死の願望コーヒー)パッケージ
食品パッケージなのに、どくろマーク

そのDeath Wish Coffeeは今年に入り、「Death Wish Coffee」の缶入りバージョン「Death Wish Nitro Brew」の販売を始めている。Death Wish Coffeeを手軽にアイスコーヒーとして楽しめ、甘くなく、そしてその名前にもある通り窒素(Nitro)による泡を楽しめるという3つの特徴を持つ缶コーヒーだ。


Death Wish Coffee(死の願望コーヒー)に缶コーヒー
缶入りバージョン「Death Wish Nitro Brew」
やはり、どくろマーク

米国では、1990年代まではアイスコーヒーの愛好者は多くはなく「ピザとコーヒーは、熱くなきゃだめだろ?」という人が多数派だった。だが2000年代に入ってから、特に若い人を中心にアイスコーヒーの消費量が伸びている。今年に入ってDeath Wish Coffeeが缶入りアイスコーヒーである「Death Wish Nitro Brew」を発売したのも、この流れにのりたかったためと考えられる。

缶入りバージョン「DEATH WISH NITRO BREW」
コーヒーが冷蔵庫に入っている
昔の米国では考えられない光景

2000年代に入ってからは缶入りや瓶入りのコーヒー飲料がスーパーマーケットの棚に並ぶという、日本のような光景も当たり前になった。とはいえ、それらの飲料の多くは砂糖やクリーム、キャラメルの入ったもの。日本人が口にすると、その甘さに驚くというものも多かった。

「Death Wish Nitro Brew」は無糖コーヒー。ミルクやクリーム、防腐剤などが一切入っていないので、Death Wish Coffeeの本来の味を楽しめる。これも、缶入りや瓶入り飲料であったとしても、コーヒーそのものの味を楽しみたいという、最近の若い人の嗜好に合わせたものだろう。

DEATH WISHの缶入りバージョン「DEATH WISH NITRO BREW」
甘くない!これは、うれしい!!

製造工程で窒素(Nitro)注入されているのが3つ目の特徴。これにより、細かいクレマ(泡)が発生し、柔らかな口当たりを楽しむことが可能だそうだ。

窒素による泡が売り物の「DEATH WISH NITRO BREW」
かすかに、泡が見える?

Nitroによるクレマが売りの「DEATH WISH NITRO BREW」
飲むと顔にクレマが付くことも?

価格は4パックで14.99ドル。日本への送料が別途49.66ドル必要となる。

「Death Wish Coffee(死の願望コーヒー)」の缶入り4個入りパッケージ「DEATH WISH NITRO BREW」
送料込みで1缶1,800円くらい
厳しい…。

値段は缶コーヒーにしてはちょっとお高め。特に送料を目にすると、常飲するのは無理…と思えてしまう。だが、コーヒー好きな友達への、ちょっと珍しいプレゼントには良いのではないだろうか?