b-mobileの新プラン

ソフトバンクのiPhoneがそのまま使える音声通話可能な「格安携帯」を日本通信が8月16日に始める。NTTドコモのiPhoneと同じように、めんどうな手続きを省いて乗り換えが可能という。

大手携帯電話会社と契約して買ったiPhoneは、ほかの携帯電話会社の回線では使えないよう「SIMロック」がかかっている。いわゆる格安携帯と言われるMVNOに乗り換えようとする場合、これが問題になることがある。


たいていの格安携帯は、NTTドコモの回線を利用しているので、ドコモのiPhoneであればそのまま使える場合が多い。しかしソフトバンクのiPhoneはそうはゆかず、簡単に格安携帯に移行できなかった。

日本通信は新たにソフトバンクの回線を利用した格安携帯を開始する。ドコモのiPhoneなどを使う人にとって「当たり前」のことがソフトバンクのiPhoneを使う人でもできるようになる、としている。

全国の家電量販店やiPhoneの修理専門店、ショッピングサイトなどでで取り扱う。専用コールセンターも新設するそう。

正式名称は「b-mobile S スマホ電話SIM」。ソフトバンクのiPhone5以降のすべてのモデルに対応しているとのこと。内部の「SIMカード」を入れ替えるだけで、すぐ利用できる。

月々の利用料が2,450円(税別、以下同じ)、5分以内の国内音声通話もかけ放題、超過後の通話料も30秒10円。ソフトバンクのiPhoneを使っている人は、乗り換えると費用を以前の半額に抑えられる可能性があるそう。

既存の電話番号を変えずに乗り換える「MNP」、新たな電話番号での契約も可能。

データ通信量は1GBあたり350円。最大5GBの上限がある。

bmobileのイメージ

なお、日本通信はすでにソフトバンクの回線を使ったデータ通信専用のプランも用意している。