30秒で飲み物をキンキンに冷やせる「ProntoBev」

「ProntoBev」は飲み物を30秒で冷やせるツール。米国サンフランシスコに本拠を置くPronto Conceptsが開発した。

30秒で飲み物をキンキンに冷やせる「ProntoBev」
飲み物を30秒で冷やせる 「ProntoBev」

事前に冷凍庫に入れて冷やしておき、それによってドリンクを冷やすタイプ。同様の製品はすでにいくつか存在しているが、「注ぎ入れやすい」「注ぎ出しやすい」「より短時間でドリンクを冷やせる」などのメリットを持っているという。


30秒で飲み物をキンキンに冷やせる「ProntoBev」
事前に冷凍庫で冷やしておく
大き目サイズの冷蔵庫が必須

使用するには冷凍庫から取り出し、大きな開口部を持つ注ぎ込み口からドリンクを入れる。本体下部には温度計が装備されており、ドリンクの温度が十分に下がったことを確認したら、注ぎ出し口からグラスなどに注ぐという仕組み。

30秒で飲み物をキンキンに冷やせる「ProntoBev」
大きな開口部を持つ注ぎ込み口からドリンクを注ぎ

30秒で飲み物をキンキンに冷やせる「ProntoBev」
温度を確認
十分に下がったら

30秒で飲み物をキンキンに冷やせる「ProntoBev」
小さな注ぎだし口からグラスや瓶に

この商品のポイントは開口部の大きな注ぎ込み口と、小さな注ぎだし口の2つを作ったこと。同様の製品は大きな開口部が1つしかないものがほとんどで、グラスやカップに注ぐ際にこぼれることがある。だが「ProntoBev」であれば、例えばワインの瓶に冷えたワインを戻す際にもこぼすことないという。

30秒で飲み物をキンキンに冷やせる「ProntoBev」
注ぎ込み口は大きいので、瓶を突っ込んで注ぎ終わりを待てる

30秒で飲み物をキンキンに冷やせる「ProntoBev」
注ぎ出し口は細いので、瓶にも冷えたドリンクなどを注げる

熱々のコーヒーや紅茶を「ProntoBev」に注ぎ、アイスコーヒーやアイスティーを作ることも。溶けた氷で薄まらず、味を維持できる。

30秒で飲み物をキンキンに冷やせる「ProntoBev」
熱々のコーヒーがアイスコーヒーに

30秒で飲み物をキンキンに冷やせる「ProntoBev」
紅茶はアイスティーになる
夏にうれしい商品

「ProntoBev」に欠点があるとすれば、内部の洗浄が難しいことだろう。開口部が広いとはいえ、ここから食器洗い用のスポンジを挿入して内部を洗浄するのは大変そうだ。使用するには、食器洗浄機が必須かもしれない。

30秒で飲み物をキンキンに冷やせる「ProntoBev」
食器洗浄機、必須?

Pronto Conceptsは現在、クラウドファンディングサイトIndiegogoでプリオーダーを受け付けている。本稿執筆時点では、79ドルの出資と送料で「ProntoBev」を1個入手可能だ。市販価格は139ドル。出荷は2018年3月に予定されている。

30秒で飲み物をキンキンに冷やせる「ProntoBev」
来年かぁ~…。今年の夏に出せば売れるのに…。