日産が新型リーフに「eペダル」を搭載

9月に公開が予定されている日産新型「リーフ」に、「eペダル」が搭載される。これがあれば渋滞走行が楽になるかもしれない。

「eペダル」とはアクセルペダルだけで、加速だけでなく減速や停止も可能にする操作システム。スイッチによりアクセルペダルを「eペダル」に切り替えることで、「1ペダル」走行が可能になる。


日産が新型リーフに「eペダル」を搭載
アクセルペダルだけで、減速や停止も可能にする「eペダル」

例えば赤信号で停止する場合、ペダルを踏む力を緩めれば減速が開始される。ペダルから足を離せばブレーキがかかってクルマは停止し、その位置に保持される。停止した場所が坂道の途中であっても、クルマが下がることはないそうだ。

日産が新型リーフに「eペダル」を搭載
ペダルを踏む力を緩めれば
ブレーキペダルを踏まなくても
減速が開始される

日産によれば「eペダル」で運転の90%がカバーできるのだそう。これにより、渋滞走行時に、足をアクセルペダルからブレーキペダルへと移動させる回数を減らせるそうだ。

渋滞している道路では、低速でのストップ&ゴーを繰り返すので、頻繁にアクセルとブレーキを踏み替える必要がある。これが長時間続くと、膝が痛くなってしまうことも。

そんなとき、「eペダル」はおそらく便利だろう。前のクルマが動き始めたら少しアクセルを踏み、止まり始めたらアクセルを戻せば、ブレーキペダルを踏まなくても停止する。もちろん、これに100%頼ってしまったら危険で状況に応じてブレーキも使用しなければなりないのだろうが、多くのケースで「eペダル」は渋滞走行を楽にしてくれるはずだ。