ホンダ、北米向け新型「Accord」を発表

ホンダは北米で2017年秋に発売を予定している新型「Accord(アコード)」を発表した。デザイン、パッケージング、走行性能が大幅に刷新されている。

ホンダ、北米向け新型「Accord」を発表

新型「Accord」のエクステリアは、従来モデルよりも約0.4インチ幅広く、約0.6インチ低くなったワイド&ローのプロポーションが特徴。フロントオーバーハングは短縮され、ボンネットも長く低いデザインとされている。


ホンダ、北米向け新型「Accord」を発表

インテリアでは、ホイールベースの延長により、後席足元スペースが2インチ拡大された。フロントピラーが従来モデルよりも20%スリム化したことに加え、低いボンネットにより、広々とした前方視界を提供する。

ホンダ、北米向け新型「Accord」を発表

パワートレインには、1.5Lと2.0Lの2種類の直列4気筒DOHC直噴ターボエンジンに加え、第三世代となるハイブリッドシステム「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド) i-MMD」が用意された。

ホンダ、北米向け新型「Accord」を発表

1.5L直噴ターボエンジンは最高出力192hpを発生。CVTとの組み合わせにより従来モデルの2.4L自然吸気エンジンよりも出力を向上しながら、燃費性能の向上も実現した。2.0L直噴ターボエンジンでは、独自開発の10速オートマチックトランスミッションと組み合わせられ、従来モデルのV6 3.5Lエンジンと同等の発進加速性能を実現しながら燃費性能を向上した。ハイブリッドシステムでは、よりコンパクトになったインテリジェント・パワー・ユニット(IPU)を後席フロア下に搭載。ガソリン車と変わらないトランクスペースと6:4の後席分割可倒を実現している。

ホンダ、北米向け新型「Accord」を発表

安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全グレードに標準装備。渋滞追従機能付きアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)や車線維持支援システム(LKAS)、標識認識機能などにより、ドライバーをサポートする。

ホンダ、北米向け新型「Accord」を発表