Trekの「Super Commuter+ 8S」は、理想の通勤用ビークルを目指して開発された電動アシスト自転車。美しいデザインと、荷物も(ある程度なら)運べる実用性を兼ね備えている。
理想の通勤用ビークル
従来のTrekの電動アシスト自転車同様、Boschのバッテリーとモーターを搭載。高いパフォーマンスと信頼性を期待できる。最高速度45キロでの走行が可能だ。
従来モデルとの違いは、そのデザイン。バッテリーがダウンチューブに組み込まれる形状となった。これは見た目を美しくするだけでなく、バッテリーの盗難なども防ぎやすくなるという。
バッテリーはかなり目立っている
Trek City BikeのブランドマネージャであるJocelyn Vande Velde氏は、「Super Commuter+ 8S」は、クルマに取って代わりうる乗り物であると語る。
「Super Commuter+ 8Sは他の自転車ではなく、クルマと比較すべき乗り物だ。もし自転車が、家から職場までの通勤を、あらゆる局面でストレスフリーにできたとしたらどうだろう?私たちは、Super Commuter+ 8Sはそれができる乗り物であると確信している」
渋滞などのストレスフリーな通勤が可能に
Trekの上級インダストリアルデザイナーであるJesper Van Den Adel氏は、「Super Commuter+ 8S」のデザインは、美しいデザインと実用性を両立させたものだと述べる。
「Trekは、その自転車を使うのは誰なのか、そして自転車に何を求めるのかを調べ、それに特化したソリューションを生み出してきた。《中略》通勤用の自転車は見た目が美しくなければならない。また、クルマでもそうであるように、仕事に必要な道具をオフィスまで運べなければならない」
価格は4,999.99ドル。インターネットコムでは「Super Commuter+ 8S」の日本での販売予定についてTrekに尋ねたが、その予定はないとのことだった。