純金のウルトラマン像
純金製だ(出典:円谷ステーション)

純金製の「ウルトラマン」胸像がインターネット上で話題だ。ウルトラシリーズの放送開始50周年を記念し、円谷プロダクションと田中貴金属がコラボレーションにより製作したという。

胸像は純金約11kgを使っており、高さ約300mm。約270×240×220mmの木製専用台座に載っている。原型を提供したのは特撮グッズの収集などを手掛けるM1号の代表者である西村祐次氏。ウルトラマンのリアルなプロポーションを表現したもの。


黄金のウルトラマン像
見事なプロポーションだ(出典:円谷ステーション)

1体のみだが、売りものになっており、販売価格はなんと1億1,000万円(税込、以下同じ)。買いたいと手を上げる人はいるのだろうか。

また一緒にウルトラマンを描いた純金製の小判(こばん)とプレートも取り扱っている。そちらはそれぞれ108万円と54万円。

純金の小判とプレート
ウルトラ戦士を描いた純金の小判やプレートも(出典:円谷ステーション)

小判は昭和のウルトラシリーズ「ウルトラマン」から「ウルトラマン80」までの8体のヒーローを、それぞれ立体的に再現した8枚セット。高度な貴金属加工技術を、惜しみもなくウルトラ戦士の顔を描くためだけに使っているのは面白い。

プレートは、ウルトラマンの代表的な必殺技である「スペシウム光線」を放つ場面を電気鋳造の技術で表面に描き出している。

いずれも田中貴金属の運営する、宝飾品や硬貨などの販売店「GINZA TANAKA 銀座本店」(東京・銀座)で1月末まで展示するそう。