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ソニー損保がクルマ社会に関する調査を実施した

クルマにまつわる事故、トラブルのうち人々が特に恐れているものとして、今や「飲酒運転」などに並んで「スマホ・携帯電話のながら運転」がある。自動車保険などを取り扱うソニー損害保険が調査結果をまとめた。

この調査は2016年9月13、14日の2日間、マイカーを所有し、月に1回以上車を運転する18~50歳代の1,000人を対象に実施。その一環として、クルマ社会で過ごすなかで事故、トラブルに巻き込まれないかと恐怖を感じることを尋ねた。


すると59.6%の人が「飲酒運転による事故」をあげ、次いで「薬物(危険ドラッグなど)を服用した運転者による事故」(59.1%)、「スマホ・携帯電話のながら運転による事故」(58.6%)とほぼ並んだ。

クルマ社会の恐怖一覧
ながらスマホは飲酒や危険ドラッグと並ぶ運転事故の要因として恐れられている

以下は「高齢者・高齢運転者との事故」(55.9%)、「居眠り運転による事故」(52.1%)と「ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故」(50.8%)、「逆走車との事故」(41.6%)、「危険運転をする自転車(傘さし運転など)との事故」(40.1%)と続いた。

ソニー損保では「実際に日々の運転で感じることのほか、交通事故のニュースなどを通して恐いと感じることも多い」とし、報道などの影響も指摘している。

ちなみに性別でみると女性は「スマホ・携帯電話のながら運転による事故」が67.8%で男性の49.4%より目だって多い。ほかに「ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故」も女性で62.2%、男性で39.4%と差があった。