Apple Mirrorのイメージ
Apple Mirror。鏡でできている。

iPhoneやiPadでは画面が小さすぎて満足できないという人にぴったりの機器として「Apple Mirror」が話題だ。物好きな技術者が個人用に開発したものだ。壁にかける大きな姿見のようだが、ちゃんと指で触れて操作でき、アプリケーションなども使える。


作ったのは、米国ニューヨーク市に住むWeb開発者兼グラフィックデザイナーのRafael Dymek(ラファエル・ダイメク)氏だ。

個人用にApple Mirrorを開発したが、見せびらかそうとしゃれた公式サイトを開設。9月にはYouTubeに動画も投稿した。多くの人が閲覧して口コミが広まり、海外の新聞社なども取り上げた結果、日本ではiPhone専門ブログ「iPhone Mania」も紹介してすっかり注目の的だ。

このApple Mirror。中身にはiPhoneやiPadを動かしているのと同じ「iOS 10」が入っており、似たような感覚で操作ができる。45秒間触らないでいるとスリープ状態になり、普通の鏡と変わらない状態になるが、表面のどこかに触れば使えるようになる。

インテリアに置いたイメージ
インテリアとしては悪くない?

画面の右上に日時、左上に天気を表示し、朝起きてひょいとのぞきこめば一覧できる。さらに「Uber」アプリでタクシーを呼んだり、「Netflix」アプリで映画やドラマを視聴したり、ニュースを読んだり、家の中の空調や照明、音響機器を制御したりとさまざまなことができる。

iPhone Maniaでは「ユニークな製品」とたたえつつ「映り込みが気になる」とも指摘している。

もっともダイメク氏はApple Mirrorを誰かへ売るつもりはまったくないそうなので、本人が満足であればそれでよいのかもしれない。

ちなみにこうした機器は「Smart Mirror(スマートミラー)」という通称で、iOSだけでなくMicrosoft(マイクロソフト)のWindowsを採用したもの、Google(グーグル)のAndroidを採用したものなど、有志によるさまざまな作例がある。いつか製品として一般市場に普及する日が来るだろうか。