ドローンによる配送実験
ドローンで荷物を配送する実験をドコモなどが実施

ドローンに荷物を運ばせ、海上を飛んで宅配する実験が成功した。楽天自律制御システム研究所、NTTドコモが取り組んでいた。

実験には「セルラードローン」と呼ぶ新型機を採用。スマートフォンなどと同じ「LTE」方式の携帯電話回線を介して遠隔操作ができ、従来のWi-Fiなどを使う方式よりも長距離を移動できる。


ベースモデルは、楽天が開発している配送用ドローン「天空」の新型機。緊急時に落下速度を抑えるパラシュートを搭載するほか、本体には防滴性を持たせるなどの変更を施し、商品注文アプリケーションや操作用ダッシュボードも改良している。

今回の実験では、千葉市内の稲毛海浜公園と周辺海上で、実際にスマートフォンによる注文と、ドローンによる荷物配送を行い、遠隔制御などがうまくいっているのを確かめた。