人気ゲーム「ポケットモンスター（ポケモン）」シリーズの最新作「サン」「ムーン」は11月18日の登場から3日間で190万5,107本を販売したといいう。ゲーム専門誌「ファミ通」が推計値を発表した。


任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」向けで、従来作品と同じく複数の版がある。今回の推計値はパッケージ版のほかダウンロードカードや「サン」「ムーン」ダブルパックを含み、ダウンロード版の本数は含まない。


ニンテンドー3DS向けゲームの初週販売本数としては、2013年に発売したポケットモンスターシリーズの「X」「Y」の209万6,000本に次ぐ、歴代2位の出足。

また「サン」「ムーン」の発売と同じ週はニンテンドー3DSおよび3DS LL、New3DS、New3DS LL、2DSの販売台数が合計11万3,987台と、前週の約4倍となり、ゲーム機本体の売れ行きにも影響を与えたと見られる。


スマートフォン向けの拡張現実（AR）ゲーム「ポケモンGO」の盛り上がりによって、これまでこのシリーズに触れてこなかった層が興味を持つようになり、ゲーム機本体も含め新たに買った人が多いとの分析もある。事実とすれば、海外での伸びも大きいかもしれない。