満月の大きさ比較
国立天文台による満月の大きさ比較

11月14日の空にかかる2016年最大の満月、通称「スーパームーン」。残念ながら日本では広い地域で雲がかかっており、肉眼での鑑賞が難しい場合も多そうだ。インターネット上では残念な思いをする人のための慰めになるような試みが幾つか実施中だ。

国立天文台は、天文学の言葉としては定まっていない「スーパームーン」という単語はあまり使わず、「今年最大の満月」と題して、時期によって変わる目に見える月の大きさを比べた画像などを公開している。とても解像度が高くサイズの大きなものがダウンロードできるので、PCの壁紙に設定しておくのはどうだろうか。


ウェザーニューズはYouTube Live、ニコニコ生放送、LINE LIVE、FRESH! by AbemaTV、Facebookライブ動画で生中継を予定している。11月14日21~23時にスーパームーンの中継を実施予定。国立天文台の専門家を招いて、解説をしてもらうそう。


海外はというと、国土が広く晴れた地域も沢山あるだろう米国では、航空宇宙局(NASA)が「Supermoon 2016」と題し、Flickrで月の写真をシェアするよう呼びかけている。飛行機やビル、樹木など大きさを比較するのに丁度よいものと一緒に撮影するとよい、などコツも伝授している。すでに素敵な写真が多数集まっている。

NASAのスーパームーン特集
NASAがFlickrで組んだスーパームーン特集

ほかにも幸運にもスーパームーンが見られる人が、InstagramやTwitter、Facebookに美しい写真や動画を投稿してくれることを期待したい。ハッシュタグ「#supermoon」「#スーパームーン」が機能している。