米国イリノイ州在住のJason Camberisさんが製作した巨大ゲームマシンが話題になったのは2015年のこと。このゲームマシンは、世界一大きなゲームマシンとして、ギネス世界記録に認定されている。
ギネス世界記録認定済み
Camberisさんが製作したゲームマシンのサイズは高さ4.41メートルで幅は1.93メートル、奥行きが1.06メートルもあり、発表された当時は「象より大きい」という見出しを付けて紹介したメディアもあった。この高さなので、背が低い人がプレイをする際には台にのる必要がある。背の高いCamberisさん本人であっても、ゲームにはかなり苦労するそうだ。
プレイできるゲームはパックマンなど、Camberisさんが子どもの頃、ゲームセンターで遊んだレトロなタイトルがメインとなっている。
そのゲームマシンがレプリカとして販売されている。レプリカとはいえ、購入すれば、世界一大きなゲームマシンを自分の部屋におき、プレイ可能になる。すでに何度もプレイして飽きてしまったタイトルであっても、このサイズであれば新たな面白さを見つけられるかもしれない。
世界一大きなゲームマシンを、自宅における!!
レプリカでは高さや幅はもちろん、スクリーンサイズ(80インチ)やトラックボール、ジョイスティック、ボタンのサイズなどが可能な限り再現されている。
内部にはWindows PCが組み込まれている。PCのスペックは3.0GHzのCPU、4GBのSDRAM、1GBのビデオカードなどで、Windowsゲームをサポートする。スピーカーも内蔵された。
Camberisさんは世界一大きなゲームマシンを制作した理由を、「何もかもがどんどん小さくなっている。私は、大きなものを復活させたかった」と述べている。まったくその通り!と共感される方は、一台購入し、“ゲームもスマートフォンで十分”という流れに反旗を翻してみてはいかがだろう。
米国の通販サイトHAMMACHER SCHLEMMERから購入できる。価格は9万9,000ドル(約1,063万円)。日本への出荷可否や送料、内蔵されるマシンスペックなどについて詳細は、HAMMACHER SCHLEMMERに電話で問い合わせして欲しいとのことだ。
1,000万円払ってパックマンを楽しむというのは男のロマンだと思う。残念ながら、筆者の家には天井高が4.41メートル以上の部屋が無いので、購入できないのだが。