NVIDIAの「スーパーコンピューター」
「スーパーコンピューター」を搭載?とにかく強気なテスラと関係各社

Tesla Motors(テスラ)のクルマは完全な自動運転のために「スーパーコンピューター」の搭載を始めたと、半導体メーカーのNVIDIAがうたっている。自社製品である車載機器「DRIVE PX 2」が採用となり、自信のほどを示した発言だ。

自動運転をめぐっては、スーパーコンピューターという言葉がよく飛び出す。ソフトバンクの孫正義社長も、半導体設計の世界大手ARMを買収する際、「いずれクルマは走るスーパーコンピューターになる」と訴え、この分野でITの成長を強調している。

NVIDIAも自社製品の宣伝にスーパーコンピューターという呼び方をしたがる。そう持ちあげるDRIVE PX 2は人工知能(AI)を実現するための技術として有望なディープラーニング(深層学習)、ニューラルネットワーク(神経回路網)を動かすシステムで、テスラの電気自動車(EV)が組み込んだ各種センサーなどを管理し、状況に応じて複雑な判断を下すための重要な役割をはたす。

テスラのセンサー
テスラのクルマは多種多様なセンサーの搭載を始めた

テスラの自動運転については既存の性能、将来の発展性ともに評価が分かれるが、関係各社はかくのごとく強気な姿勢を崩さない。はたして大言壮語とも思える主張が真実になるかどうか、今後の進捗(しんちょく)を見守りたい。