GALAXY Note 7の製品写真
GALAXY Note 7。日本での発売時期は未定

爆発事故が話題になっているAndroidスマートフォン「GALAXY Note 7(ギャラクシーノート7)」。日本の国土交通省も、航空機内で電源を入れて利用したり、充電したりしないよう促している。

ギャラクシーノート7は、韓国サムスン電子の新型スマートフォン。5.7型の大画面を備え、指だけでなく付属のペンでも手書きメモをはじめとしたさまざまな操作ができ、タブレットのような使い方も可能だ。日本ではNTTドコモとKDDI(au)から登場するとうわさがあるが、発売時期などは未定。


ただ、すでに販売の始まった米国などで、充電中に内蔵のリチウムイオン電池が爆発するといった事故が多数発生しているため、国交省は航空会社などに対応を要請した。

サムスンが安全策を講じるまで、ギャラクシーノート7を航空機へ持ち込む乗客に次の3点を周知すべきだとしている。

(1)機内では電源を切ること
(2)機内では充電を行わないこと
(3)受託手荷物として預け入れないこと

日本航空(JAL)グループはさっそくWebサイトなどで注意喚起した。国際線に加え国内線も対象に、ギャラクシーノート7の利用、充電を控え、電源を切るよう呼びかけている。全日本空輸(ANA)グループも告知を出す予定だそう。

なお、すでにサムスンは世界で製品のリコールなどを進めているという。